UFC283:第4試合・イスマエル・ボンフィム vs. テランス・マッキニー

ライト級。

ボンフィムは昨年9月にウェルター級の弟イスマエルと一緒にコンテンダーシリーズに出場し、そろって勝利して揃ってUFCと契約。今回は地元でそろってUFCデビューする(弟は第7試合に出場)。弟より2歳年上の27歳で、戦績は18勝3敗。最後に負けたのは8年半前、現UFCファイターのヘナト・モイカノのUFCデビュー前最後の試合で、そこからローカル12連勝中。コンテンダーシリーズでは1Rにダウンを奪い判定勝ち。その前のLFAでも2試合連続判定勝ちで、手堅く勝っている。

対するマッキニーはUFC3勝1敗で、すべて1R決着。唯一の敗戦は試合直前の代役で元ランカーのドリュー・ドーバーと対戦した試合で、序盤にダウンを奪ったが、ラッシュを仕掛けて失速し、最後は膝でダウンしてパウンドでKO負け。昨年8月の前戦もパンチを貰う場面はあったが、テイクダウンからバックに回ってのチョークで一本勝ちしている。

ボンフィムは兄弟そろって本国デビュー戦でいきなりランキング手前の実力者との対戦に。しかしオッズはかなり競っている。

ボンフィム詰めていく。マッキニーのパンチの打ち終わりに打ち返した。ボンフィムタックル。倒しかけたがこらえたマッキニーが組んでケージに押し込む。ボディロックに。こらえるボンフィムのボディに膝。引き剥がしたボンフィム。ワンツーがヒットし膝を着いたマッキニー。すぐ詰めて膝を入れるボンフィムだが、マッキニー組んでケージに押し込む。脇をくぐってバックに回ると後方に引き込んだ。しかし入れ替えたボンフィム。立ったマッキニーだが逆にボンフィムがバックに。テイクダウン。すぐ立つマッキニーだがなおもテイクダウン狙い。離れ際にハイを入れたボンフィムだが、バランスを崩し下に。ホーン。

1Rボンフィム。マッキニーはUFC5戦目で初の1R終了。

2R。プレスするボンフィム。左右のパンチがヒット。マッキニータックルに入るが切ったボンフィム。ケージを背負うマッキニー。左ボディから右オーバーハンドを打ち込むボンフィム。マッキニーがパンチを出したが左ボディを入れる。ケージ際から出られないマッキニー。ボンフィムがまたプレスする。右がヒットしマウスピースを吐き出した。ケージを背負ったマッキニーにボンフィム飛び膝!ビッグヒットし失神して前のめりに倒れたマッキニー!KO!

中堅のマッキニー相手に1Rから終始ペースを握って最後はKOでフィニッシュ。ボンフィム兄、今後に期待できる勝利。

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