Bellator290:第5試合・スティーブ・モウリー vs. アリ・イサエフ

ヘビー級。モウリー5位。

モウリーはキルクリフFC所属で、デビュー以来11戦無敗。Bellatorでも7戦無敗。昨年8月に元暫定王者のワレンティン・モルダフスキーと対戦したが、1Rにアイポークをもらってノーコンテストになっている。得意技はキムラ。

ロシア・アゼルバイジャン二重国籍のアリ・イサエフは39歳。2008年北京五輪レスリングフリースタイル・アゼルバイジャン代表として出場(同じ年にコーミエ、アスクレン、セフードも出場している)。2016年に32歳でMMAデビュー。2019年にはPFLに出場し、全勝で優勝して100万ドルを獲得した。PFLには2021年にも出場予定だったが医学上の理由により欠場。さらに、昨年も出場予定だったが、試合は消滅。今回のBellatorデビュー戦は、2019年のPFL決勝戦以来、3年以上のブランク明けとなる。

打撃からタックルに入ったイサエフ。テイクダウン。サイドを取っている。モウリーのガードに。クローズドガードのモウリー。イサエフ密着したままパウンド。モウリーは下から肘。引き剥がそうとして下から押しているが離れないイサエフ。ガードから得意のキムラを狙うがゴング。

1Rイサエフ。

2R。バックスピン聞くkを出したイサエフ。モウリーシングルレッグ。こらえたイサエフ。しかし雑に投げようとしたところで潰され、モウリーがバックに。バックマウントからチョーク。外れたがバックマウントで体を伸ばされる。そのままパウンドラッシュ。体を伸ばされて身動きがとれないまま殴られているが、レフェリーのハーブ・ディーン、安定のスルー。正対するイサエフに肩固め。サイドに出て絞めるが肘を立ててディフェンスしているイサエフ。モウリーマウントに戻した。ブリッジで返そうとしたイサエフだが、またバックを取られる。モウリーパウンド・肘からまた肩固めへ。しかし浅いと見て離した。パウンド。下のイサエフは消耗もあるのか動けない。モウリーも疲れたのか、マウントキープが続く。ゴング。

2Rモウリー10-8。

3R。モウリー後退。すでにグロッキー。パンチで出たモウリー。ケージに押し込んで膝。離れた。イサエフタックル。テイクダウン。ガードのモウリーに密着したまま肘。モウリーも疲れているのか、下で動きがない。立とうとする意思も見えない。細かくパウンドを入れていくイサエフ。タイムアップ。

28-28×3でドロー。

2RにKO寸前まで追い込んだモウリーだったが、そこでガス欠になってしまったか。ハーブ・ディーン以外なら止めていたと思うが。

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