元王者コールドウェルだが、堀口に負けてタイトルから陥落してからはフェザー級に転向。しかしトーナメントでAJ・マッキーに敗れると再びバンタムに戻す。が、レアンドロ・イーゴとエンリケ・バルゾラに敗れ、現在3連敗中。
ヒョードルチームのミハイロフは昨年4月にバンタム級トーナメントワイルドカードに出場したが、エンリケ・バルゾラのレスリングゲームに劣勢となり三者フルマークの判定負け。今回はそれ以来の試合。
つっこんだミハイロフをかわして左フックを引っ掛けたコールドウェル。さらに飛び膝。四つに組んでケージに押し込む。投げたミハイロフだが、投げをすかしたコールドウェルがバックに回る。バックマウント。反転したミハイロフがガードを取る。下からリカバリーがないミハイロフ。コールドウェルがインサイドで固めつつパウンドを入れる。下から仕掛けようとするミハイロフだが読まれている。ゴング。
1Rコールドウェル。
2R。コールドウェルがパンチを打ち込みタックルでテイクダウン。バックに回りチョーク。ハーフバックからフルバックにして絞めるが、引手をつかんで防いでいるミハイロフ。反転しようとしたミハイロフだが、コールドウェル上をキープし、またミハイロフのガードに。上から密着するコールドウェル。が、レフェリーブレイク。蹴りを放つミハイロフだがコールドウェルがまたテイクダウン。ミハイロフ、簡単に倒されすぎ。また密着して殴るコールドウェル。ゴング。
2Rコールドウェル。ミハイロフはフィニッシュが必要。
3R。プレッシャーをかけるミハイロフ。コールドウェルはもう逃げ切りを視野に入れているのか出ていかない。ローを蹴るミハイロフ。ミハイロフがタックルへ。がぶろうとしたコールドウェルだがボディロックしてバックに回ったミハイロフ。ケージ際まで移動し、体側をケージにつけてバックマウントを防ぎ立った。正対。四つの攻防。投げを狙ったミハイロフだがコールドウェル離れた。残り1分。また四つに組んだコールドウェル。大きなパンチを貰わないようにクリンチを続ける。ミハイロフ投げて上に。背中を向けたコールドウェル。バックから殴るミハイロフだがタイムアップ。
三者29-28でミハイロフ勝利。
1,2Rのどちらがミハイロフに?コールドウェルも上からダメージを与える攻めはなかったが、ミハイロフにそれがあったわけでもなく、謎すぎるジャッジ。