UFC on ESPN+76:第6試合・ジェカ・サラギ vs. アンシュル・ジュブリ

Road To UFCライト級トーナメント決勝戦

インドネシアから唯一勝ち上がったサラギは一回戦でレベルの低いインド人ファイター相手にKO勝ちで、組み合わせに恵まれただけと思っていたが、準決勝ではGLADIATORライト級王者のキ・ウォンビンに1RKO勝ち。レベルがわからない部分はあるが、キャリアで判定勝ちは1度のみ。

ジュブリもまた、インドからの唯一の勝ち上がり。初戦の宇佐美正パトリック戦は宇佐美の計量失敗による不戦勝。実力不明のまま迎えた準決勝では、トーナメント本命のHEAT王者キム・ギョンピョ相手に予想外にハイレベルな打撃技術で対抗し、テイクダウンされても寝かされることなく立ち上がりスプリット判定勝ち。

両者ともにMMA発展途上国の出身だが、準決勝でアップセットを起こして勝ち上がってきた。

詰めていくジュブリ。ケージを背負うサラギだが、ローを蹴る。パンチを入れたジュブリにノーガードで挑発。組み付いたジュブリ。シングルレッグに。サラギが首を抱えてギロチンの体勢になったが倒された。インサイドで固めて肘を入れる。削って行く。下から引き剥がそうとするサラギだがジュブリパウンドを入れるとパス。マウント!残り1分。肩固め。やや浅い。抜けて立ったサラギ。ロー。ジュブリパンチを合わせる。サラギシングルレッグ。切られるとバックブロー。ホーン。

1Rジュブリ。

2R。サラギパンチ・ハイキックで出たが、ジュブリが組み付くとシングルレッグでテイクダウン。背中を向けて立とうとするサラギ。ジュブリが足を一本フックするとバックから殴りながらもう一本の足もフックしバックマウント。体を伸ばして殴るジュブリ。サラギ半身になるが、今度はヒクソンクラッチされ肘連打をもらう。返そうとしたがジュブリマウントへ。また肘。うつ伏せになるサラギ。絶体絶命のピンチが続く。肘・パウンドを打ち込むとレフェリー止めた。

インドのジュブリがUFCとの契約を決めた。

サラギにグラウンドの穴があり、トーナメント決勝の中では最もレベルが低い試合になってしまった。

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