那須川天心がボクシングプロテスト合格、B級(6回戦)で今春デビュー/デビュー戦はAmazonプライムビデオで独占配信(2023年02月09日)
こちらの続報。
那須川天心、ボクシングのプロテスト合格 キレキレスパーを披露、筆記97点の高得点(THE ANSWER)
金髪の那須川は「よろしくお願いします!」と元気よく会場入り。100人近い報道陣や関係者が見守る異例の注目の中、計量は58キロだった。机に向かい、筆記試験でペンを走らせると、ボーダーラインの70点を大きく超える97点の高得点。「セーフ」と安堵の笑みでジェスチャーを取った。キレのあるスパーも披露。プロボクサーのテスト合格を手にした。
プロテストはスパー、シャドー、計量、検診、ボクシング知識に関する筆記試験を実施。16~34歳が受験でき、ライセンスは8回戦以上に出場可能なA級、6回戦以下のB級、4回戦にしか出られないC級が設定されている。アマチュア時代の実績などによってB級を受検できる選手もいる。
那須川天心、テストにマウスピース忘れる大物ぶり「さっき買った。新人らしいでしょ」(THE ANSWER)
「何かに合格するのは嬉しいですよ。こういう受験は高校受験以来で新鮮。緊張感はありました。新しいことですし、人も超多いし、カメラも多い。ここで落ちられないでしょ。でも、実はマウスピースを忘れて、さっきフィットネスショップで買ってきました。新人らしくていいですね(笑)。自分で言っちゃうけど」
大物感を漂わせた24歳。筆記の高得点には「久々に鉛筆を持った」と報道陣の笑いを誘い、「今までの(テストの)点数で一番いい」とニッコリ。1問ミスの97点だった。「トランクスはスカート状でもいいのか、という問題を間違えました。いいと思ったらダメだと。キックボクシングはOKなので、違いを知れていい発見です」と振り返った。
筆記試験も高得点でしたがマウスピースを忘れています。
那須川天心、スパー相手の日本1位が驚き&落胆「プロの洗礼を浴びせたかったが…速い」(THE ANSWER)
キックボクシング界の“神童”那須川天心が9日、東京・後楽園ホールで日本ボクシングコミッション(JBC)のプロテストに合格した。プロ格闘家としての実績を評価され、B級(6回戦以下)で実施。スパーリング、シャドー、筆記試験などを終えた。スパー相手を務めた南出仁(セレス)は「プロの洗礼を浴びせようと思ったけど、強いっすね。速いっす」と絶賛した。
スパー相手のオファーには即答したという。「自分にも意地とプライドがあるし、記者もたくさん来るのがわかっていた。『プロの洗礼!』と書いてほしかったけど、ダメでした(笑)。貴重な経験でした」。南出陣営のセレス小林会長も「速いし、パンチに対する反応が素晴らしい」とし、こう続けた。
「キックボクシングから来る選手はスタンス、重心の乗せ方に癖があるんですけど、それを直すのが大変。(那須川が)短時間で対応しているのはセンス抜群。センスの塊だと感じました。協会長の立場としては、スーパースターが来てくれたことが嬉しい。明るい話題。何より華がありますよね。それは持ちたくても持てないもの。これであとは強ければ必ず人気が出るでしょう。
ボクシング界を背負っていく逸材だと思います。将来的に世界王者を狙っていると思いますし、その可能性は十分。上にいってどういう試合をするか楽しみです」
スパーリング相手をした3月20日に日本バンタム級タイトルマッチを控えている同級1位の南出仁が絶賛しています。
那須川天心、名門の帝拳・本田会長が大絶賛「60年以上やってあんな選手見たことない」(THE ANSWER)
数々の世界王者や名ボクサーを生んだ名門・帝拳ジムに所属。見守った本田会長は「考えられないくらいの学習能力があります。60年以上(プロモーターを)やっていますが、あんな選手は見たことがないです。スパーだけで1試合分くらい学習する」と潜在能力に太鼓判を押した。
「スパーでもまともにパンチをもらったところを見たことがない。期待している早さより3倍どころじゃなく、10倍くらい早く学習する。凄い宝物を預かったと思います。若い人にも人気。ボクシング界が期待する存在だと思います」
今後はバンタム級かスーパーバンタム級を主戦場とし、4月に6回戦でボクシングデビューする予定。勝てば8回戦を用意するという本田会長は「地道に行きたいけど、今の時代はそうはいかない」とファンなどの期待について語り、「理想は1年以内に日本タイトルにいきたいと思います。成長具合を見ながら相手を探していく」とプランを明かした。
帝拳ジムの本田明彦会長も絶賛しています。
「ボクシングを舐めてるわけじゃない」 那須川天心、47戦無敗でも競技転向した理由(THE ANSWER)
100人近くの報道陣や関係者が集まった異例のプロテスト。目標は? 理想の選手は? そんな一般的な問いに「ない」と繰り返した。大粒の汗とともに異端児ぶりを漂わせる。
「『ここまでしたい』とかないです。できる限り強くなりたい。昨日より今日。毎日、毎日、最高を更新したい。自分を高めたいだけ。それでボクシング界、世間も盛り上げていきたい。惹かれた選手もいないんです。一部分を参考にすることはあるけど、全て真似しようとかはなく、オリジナルをつくっていく」
伸びしろに際限はない。だから強くなれた。期待と注目度が高いだけに「甘くねぇぞ、といろんな目で見られている」と活躍に否定的な声があることも知っている。
「ボクシングを舐めているわけじゃないし、尊敬している。キックよりボクシングが凄いとかいう気持ちも全くない。どちらも素晴らしい競技」。胸の中心にあるのは「どの競技にも対応して、極められるようにしたい」という高みを目指す心意気だ。
スパーリングについては「今日がMAXではないですが、キックと違う動きは見せられたと思う。これで本気度が伝わったかな」とのこと。続きを読む・・・