4月8日、有明アリーナで那須川天心プロボクシングデビュー戦/対戦相手の与那覇勇気「ボクシングじゃなくて、俺は甘くないよ」

4月8日、有明アリーナで那須川天心プロボクシングデビュー戦/対戦相手の与那覇勇気「ボクシングじゃなくて、俺は甘くないよ」 News
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那須川天心がボクシングプロテスト合格、B級(6回戦)で今春デビュー/デビュー戦はAmazonプライムビデオで独占配信(2023年02月09日)

 こちらの続報。






 今月9日にボクシングのB級ライセンスを取得した那須川天心(24)が13日、都内で行われた『Prime Video Presents Live Boxing』の記者会見に出席し、4月8日に有明アリーナで与那覇勇気(32)とのデビュー戦が行われ、この試合がPrime Videoで独占ライブ配信されることが発表された。

 “ボクシングの聖地”後楽園ホールで行われた、たったひとりの受験に100人の報道陣が詰めかける異例づくしのプロテストで、見事に合格したばかりの天心。待望のデビュー戦は早くも2ヶ月後、日本バンタム級4位(17戦12勝[8KO]4敗1分)の与那覇とスーパーバンタム級(55・34キロ)で対戦する。

 対する与那覇は10年のプロキャリアのある攻撃型の選手。思い切りよく振り抜く右ストレートや左フック、右アッパーは破壊力がある。この試合に勝てば一気に日本ランキング入りの可能性のある天心だが、簡単には勝てないリスクのあるデビュー戦となった。

 同大会では天心戦のほか、WBC・WBA王者の寺地拳四朗対WBO王者のジョナサン・ゴンザレスによる世界ライトフライ級王座統一戦、”バンタム級世界4団体王座統一”を成し遂げた井上尚弥の弟の井上拓真対リボリオ・ソリスのWBA世界バンタム級王座決定戦、キコ・マルチネス対阿部麗也のIBF世界フェザー級挑戦者決定戦なども行われる。


 ボクシングの会見に初めて参加した天心は、上下グレーのスーツで、髪色もスーツに合わせたようなグレーシルバーで登場。試合の意気込みを聞かれ、対戦相手の与那覇が先にマイクを持ち「世間が俺を知ることになると言い続けてきた。何者でもない俺が超大物を食う」と堂々と宣言した。

 それを受けて、天心は立ち上がって「はじめまして、那須川天心です」とあいさつしてから、深々と一礼。続けて「この試合はボクシングからの果たし状だと思ってる。勝って証明して、尊敬や覚悟を持ってボクシングと戦おうと思っているので、ご注目ください」と神妙な面持ちで決意を述べた。


 キックボクサー時代のボクシングの印象を聞かれると「昔からの伝統とコミッションがあって、すごく厳しいイメージがあった」と振り返る。デビュー前ながら実際に飛び込んでみた感想は「キック時代に見ていたときよりいいな、イケてるな。自分のバイブスやマインドがいい方向に向いてますし、毎日楽しいし最高。本気で好きなことをやれている」と充実感をにじませた。


 これまでにキックボクサーとして何度も記者会見に参加してきたが、初めて参加したボクシングの会見について聞かれ「より格闘技に対しての思いは強くなっている」と切り出し、格闘技そのものについては「世の中に広まっているけど、いい意味でも悪い意味でもというか。いいイメージもあり、悪いイメージもある」と現状を捉えている。

 格闘技の魅力を伝えるため、ゼロからボクシングに挑戦するが「この歳になって、またそういう気持ちになれるっていうのは、自分の中でもうれしいですし、何回も挑戦することを見てもらえる人ってなかなかいないと思うので。だから、そこの立場にいるということも本当に感謝しかないですし、やるべきことはわかってる」と、自身に期待されているものを背負いながら、第2章にむけて飛び立つ。

 B級ライセンス取得から話が早いというか前から決まってたんでしょうね。ポスタービジュアルは寺地拳四朗や井上拓真を差し置いてセンターですし、「試合順はまだ決まってない」とのことでデビュー戦なのにメインイベントになる可能性もあるようです。

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