UFC on ESPN+77:第9試合・ジョシュ・パリジアン vs. ジャマール・ポーグス

ヘビー級。

パリジアンはUFC2勝2敗。勝った相手はDEEP王者ロッキー・マルティネスとHEAT王者アラン・ボドゥで、両者ともUFC未勝利のまま、すでにリリースされていて、現在のUFCでは最弱レベル。15勝中11KOだが、ガードから腕十字を仕掛けるなど、意外と器用な面もある。33歳。

ポーグスは2019年のコンテンダーシリーズで判定勝ちしたがUFCとの契約ならず。昨年、2年のブランク明けで2度目のコンテンダーシリーズ出場でまた勝利し、ようやくUFCとの契約を決めた。これがUFCデビュー戦で、会場には両親も見に来ているとのこと。ジョー・スティーブンソンのコブラカイ所属。柔術茶帯で、グラップリングイベントのNAGAなどにも出場している。27歳。

夢の舞台のUFCで、入場時からすでに感極まっているポーグス。

ポーグスがワンツーをヒット。詰めてきたパリジアンにロー。ポーグスタックルに入り外掛けでテイクダウン。サイド。立とうとするパリジアンだが、ハーフにして押さえ込もうとするポーグス。体を起こして背中をケージにつけるパリジアンに対し、首を抱えて体をまたごうとするポーグス。しかし立たれた。ポーグス離れる。前蹴りを入れたパリジアンだが、ポーグスワンツーをヒット。また出てきたパリジアン。組み止めてケージに押し込むが、肘を入れて離すパリジアン。ポーグスジャブ、ハイキック。パリジアンが詰めると四つに組んでケージに押し込んだポーグス。離れ際にジャブを入れた。パリジアン打撃で出たが、また四つに組んで外掛けで倒したポーグス。ハーフで押さえ込んだ。ホーン。

1Rポーグス。

2R。前に出るパリジアンだが、ポーグスのジャブがヒット。また詰めるパリジアン。パンチをかいくぐって組みに行ったポーグスだが、受け止められると離れる。ポーグスダブルレッグで飛び込みテイクダウン。パリジアン、ハーフからキムラ。パスされると立つが、ポーグスがその瞬間にまたタックルでテイクダウン。ハーフ。また体を起こしてケージを使って立ったパリジアン。ポーグス離れた。パンチで出るパリジアン。また組んだポーグスだが、受け止められると自ら放す。今度はパリジアンが組んで押し込むが、引き剥がしたポーグス。ジャブを打っていくパリジアン。組んで四つに。ポーグス至近距離で肘。放した。またタックルに入ったが止められる。パリジアンのパンチがヒット。ポーグスまたタックルに入るが切られた。パリジアンまた組んでケージに押し込むとショートアッパーから肘。離れる。ポーグスのタックルを切ってバックブロー。また押し込むパリジアン。ホーン。

2Rはテイクダウンの差でポーグスか。

3R。パリジアン出るがポーグスがパンチを入れる。パリジアンが右をヒット。ケージを背負わせるが、膝がローブローになりタイムストップ。再開。パリジアンパンチで出てきた。下がるポーグス。ケージを背負ったところに打撃を入れる。出ていくパリジアンだがポーグスカウンターのタックル。一気にマウントへ。ハーフにしたパリジアンだが、ポーグス背中越しに腕を固定。亀になったパリジアン。立って正対。離れてバック肘を放つパリジアンだがポーグスまた組んだ。逆にケージに押し込むパリジアン。が、疲れている。また放してバックブローを放つが空振り。ジャブを入れるポーグス。パリジアン出て行くが手が出ない。手を出してもヒットせず。残りわずかで組んでケージに押し込むとバックに回った。バックから殴る。ホーン。

3Rはパリジアンか。

30-27×2、29-28の3-0でポーグス勝利。

しかしUFC最下層レベルのパリジアン相手なので、あまり評価できない勝ち方。テイクダウンは取れても押さえ込めずに立たれて、立ち際もバックを取れずに正対されていたのはあまり良くなかった。

タイトルとURLをコピーしました