ライト級。
サディコフは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利してこれがUFCデビュー戦。7勝1敗の28歳。デビュー戦で敗れてからは連勝中で、7勝のうち5つがKO。6歳のときにアゼルバイジャンから一家で移住。アマチュアキックで全米王者に2度なっており、柔道・コンバットサンボも学んでいる。セラロンゴファイトチーム所属。
エルダーは昨年4月、試合3日前に代役としてUFCと契約。階級上のウェルターで0勝1敗の相手と対戦したが、グラウンドで一方的に攻められ、いいところなく判定負け。MMA初黒星を喫した。準備期間がなかったためか、スタミナ切れが早かった。今回が本来のUFCデビュー戦と言える。25歳。
ジャブを入れるサディコフ。詰めていく。エルダー大振りのパンチを放つが、プレスしていくサディコフ。ケージ際に。右がヒット。四つに組んだエルダーだが投げて引き剥がす。下がりながらパンチ・蹴りを当てるエルダーだが、プレスされケージ際をサークリング。サディコフの左がヒット。バックキック。また左がかすめた。エルダータックルに入ったが切られた。しかしエルダーの右オーバーハンドがヒットしフラッシュ気味にダウン!すぐ立ったサディコフ。またパンチで出る。下がりながらボディを入れるエルダーだが、サディコフにプレスされまた後退。ケージ際を回る。タックルに入るも切られた。またパンチで出るサディコフだが、エルダーも手数を出し打ち返す。ホーン。
1Rはペースを握っているのはサディコフだが、ポイントはダウンを奪ったエルダー。
2R。打撃で出るサディコフだが、エルダーも下がらず打ち返す。エルダーレッグダイブでテイクダウン。サディコフケージ際まで移動。立ち上がる。エルダー放さず投げたが抑え込めず立たれる。離れた。パンチで出るエルダー。アッパー。左がヒット。サディコフは出て行くがエルダーが下がらずパンチをヒットさせる。逆にサディコフがタックルでテイクダウン。エルダー背中を向けて立った。ケージ際で正対し離れるエルダー。ボディを入れるエルダー。ケージに詰めてまたボディ。サディコフ四つに組んだが、エルダーが押し込んで膝。ホーン。
2Rエルダー。
3R。詰めるサディコフ。左がヒット。エルダーのインローでバランスを崩した。エルダーまたタックル。今度は止めたサディコフ。しかしエルダー積極的にパンチを出していく。サディコフ左ハイ。ここでエルダーが眉をカット。レフェリーが割って入りドクターチェック。ドクターストップ。
かなり深いカットで、UFCでは珍しい即ストップ。エルダーはいいペースで攻めていただけに、悔しい敗戦。
#UFCVegas69 Official Scorecards: Nazim Sadykhov (@Naz_MMA) vs Evan Elder
— UFC News (@UFCNews) 2023年2月19日
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2Rまでのスコアはエルダーがリードしており、サディコフはフィニッシュが必要な状態だった。