UFC285:第11試合・マテウス・ガムロット vs. ジェイリン・ターナー

ライト級。ガムロット7位、ターナー10位。

KSWフェザー&ライト級王者ガムロットは、KSWを離脱した1ヶ月後にUFCデビュー。しかしテイクダウンを取れない展開で判定負けでMMAを初黒星。そこから3連続フィニッシュ勝利しランキング入り。5戦目のアルマン・ツァルキャン戦で初のメイン。激戦の末に判定勝ちした。前戦は7連勝中のベネイル・ダリウシュと対戦したが、中盤以降はテイクダウンを切られる展開で判定負けし、連勝が4でストップした。ADCCヨーロッパ王者のグラップラーでありながら、打撃も強いものを持っている。

ターナーUFCデビュー戦はウェルター級で、のちにランカーとなったヴィセンテ・ルケにパウンドで失神KO負けしたが、その後ライト級に落としてUFC未勝利の相手に3連勝。さらにUFC1勝0敗のジェイミー・ムラーキーもチョークでフィニッシュすると、前戦ではランカーのブラッド・リデルと対戦。序盤にパンチを効かせて、タックルを潰してマウント→ギロチンでタップアウト勝利。ここまで勝った試合はすべてフィニッシュしており、判定勝ちがない。ライト級で191cmの長身、リーチも195cmある。ニックネームのタランチュラは手足の長さではなく、実際にタランチュラを200匹以上飼っているからとのこと。

本来はターナー vs. ダン・フッカーが組まれていたが、フッカーの負傷欠場により、上位ランカーのガムロットが代役での出場を了承し緊急出場。

ミドルを入れたターナーターナーの間合い。飛び込もうとしたガムロットをパンチで止める。パンチを打ち込むガムロットにワンツーを返す。シングルレッグを狙うガムロットだがそこにまたワンツーを合わせる。シングルレッグに入った。ターナー寝かせられないように上半身を起こしてケージ際まで移動。ターナー立ったがガムロットなおもボディロックからテイクダウン狙い。首相撲から膝・ワンツーを入れて放したターナー。パンチがヒット。ダウン気味に倒れたガムロットのバックに付くが、若干乗りすぎている。前に落として上になったガムロット。ターナーまたケージ際まで移動し、ケージを使って立つ。立ち際にパンチを入れたガムロットだが離れた。残りわずか。距離を取るガムロット。ホーン。

1Rターナー

2R。じわじわ出るターナー。左ミドル。ガムロット間合いに入れない。パンチで出ようとしたがターナーのパンチで止められる。ガムロットカーフキック。飛び込んで左を入れる。出たターナーにワンツーがヒット。タックルに入るが切った。ターナー出る。またタックルに入ったガムロットだが切られる。ターナー左ミドル。パンチに下がるガムロット。ローにタックルを合わせたガムロット。テイクダウン成功。ハーフから足を抜きに行く。ハーフだが右足でターナーの左腕を踏んでパウンド。ホーン。

2R前半ターナー、後半ガムロットだが、前半のターナーのダメージが取られるか。

3R。ライブオッズはガムロット優勢。ガムロットが左を入れる。タックル。テイクダウン。すぐにまたケージ際で移動するターナー。腕を取って立たせないようにするガムロットだが、ターナーケージで立つ。強引に投げたガムロット。ターナーすぐ立つがダブルアンダーフック。しかしそのまま展開がなくブレイクがかかる。残り2分。ワンツーを入れたターナー。ガムロットタックル。切ったターナー。左ミドル。ガムロットが入ってくるところにテンカオ。またタックル。シングルレッグ。ケージ際で耐えるターナー。スタンドバックを狙うガムロットにオーバーフックで投げを狙ったターナーだが、スッポ抜けて下に。残りわずかだがマウント。肘を落とすガムロットにターナーがたとうとしたところでタイムアップ。

29-28ガムロット、29-28ターナー、30-27ガムロット。スプリットでガムロット勝利。

1R・2Rはどちらに入ってもおかしくなかった。

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