UFC285:第3試合・ジェシカ・ペネ vs. タバタ・ヒッチ

女子ストロー級

2015年にタイトルに挑戦したペネだが、禁止薬物仕様により4年の出場停止処分を受けた。復帰後2連勝で再びランキングに入ったものの、前戦ではUFCデビューのエミリー・デュコテにタックルを切られてカーフキックを効かせられる展開で判定負け。柔術黒帯のグラップラー。女子ストロー級では最年長となる40歳。

SEI☆ZAのヒッチはUFCデビュー戦では階級上のフライ級で現ランキング1位のマノン・フィオロと対戦し、スタンドで打撃をもらってKO負けでMMA初黒星。しかし、次戦から本来のストロー級に戻すと、いずれもグラウンドに持ち込む展開で2連勝中。

両者は昨年10月に対戦が組まれていたが、ペネが直前に体調不良となり、試合が消滅していた。

ヒッチシングルレッグでテイクダウン。ペネガードを取るが、ヒッチ立つと足を蹴る。ペネも下から蹴り上げ。パスを狙ったヒッチだがペネ立ってスタンド。カーフキック。四つに組んだヒッチ。足をかけて倒した。ペネ下から抱え十字を狙ったが、腕を引き抜いて立ったヒッチ。また足を蹴る。パスを狙うとペネ下からタックルに入り立つ。またテイクダウンしたヒッチ。しかしペネの下からの仕掛けに攻めあぐねる。下からスイープを狙うペネに肘連打を入れるヒッチ。またスタンド。ホーン。

1Rヒッチ。

2R。打撃戦。パンチで出るペネ。組んだペネだがヒッチ払腰で投げた。ハーフからもぐろうとするペネだが、ヒッチ鉄槌を入れて立ち上がる。また足を蹴るヒッチ。ヒッチがーどに入るとペネ腕を抱えてスイープを狙う。しかしペネの抱えた腕を逆に腕十字へ!クラッチを切って伸ばしタップアウト!

ヒッチはこれで3連勝。元タイトル挑戦者からきっちりタップを奪ったのは大きい。次はランカーとの対戦か。

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