バンタム級。バルゾラ10位。
エンリケ・バルゾラ（ペルー）18勝7敗2分・145.2ポンド（65.86kg）。テイクダウンをスクランブルで凌いで相手の体力を削っていくスタイル。バンタム級GPではワイルドカードから勝ち上がったが、トーナメント一回戦ではマゴメド・マゴメドフにギロチンで一本負け。前戦はファン・アーチュレッタに三者フルマークの判定負けだったが、内容は競っていた。
エリック・ペレス（メキシコ）20勝8敗・145.4ポンド（65.95kg）・33歳。UFC7勝2敗と勝ち越していたが、契約がまとまらずFAに。2019年にBellatorと契約したが、ここまで1勝2敗。前の試合のジョシュ・ヒルにも判定負けしている。
詰めていくバルゾラ。ペレスが打撃を入れるが逆に下がらせる。ケージまで詰まったところでタックルに入るバルゾラ。テイクダウン。ハーフバック。立って正対し離れるペレスだが、バルゾラ距離を取らずにすぐタックル。今度は受け止めて離れたペレス。しかしバルゾラすぐに近い間合いに。パンチに合わせてタックルに入る。受け止めるペレス。逆にケージに押し込んだが離れた。バルゾラまた出る。またタックル。テイクダウンに合わせてギロチンに捕らえたペレスだが、外れて下に。バルゾラ体を起こしてパウンド。ペレスタックルに入り立つ。ケージに押し込むバルゾラ。離れ際にバルゾラがパンチを入れてまたタックルへ。ゴング。
1Rバルゾラ。
2R。また詰めていくバルゾラ。右ストレートがヒットしペレスぐらついた。タックルに入るがペレス受け止める。離れたが、すぐ詰めるバルゾラ。パンチを打ち込む。左右のパンチの弾幕で凌ぐペレス。バルゾラのパンチのタイミングが合っている。左右のパンチがヒット。タックル。ダブルレッグでテイクダウン。立ち上がってパウンドを落とすが、ペレスは距離ができたところで立つ。シングルレッグ。テイクダウン。また立ってパウンドを入れるバルゾラ。ペレスタックルに入るが、バルゾラバックに回る。ハーフバック。ペレス疲れている。対するバルゾラはまだ元気。引き込んでバックマウントを狙う。反転しようとして立ったペレス。ゴング。
2Rバルゾラ。
3R。バルゾラ間合いを詰める。近い間合いでパンチがヒット。下がるペレス。消耗している。棒立ち状態。バルゾラシングルレッグ。こらえたペレス。しかしまたタックル。スタンドバックに。投げてテイクダウン。バックマウント。なんとか足のロックを外すペレスだが、バックを取ってコントロールし続けるバルゾラ。ハーフバックから強引にチョーク。顎の上で決まらず放す。立とうとするパレス。バルゾラチョーク。また放したが、上をキープし続ける。残りわずかで立ったがタイムアップ。
判定三者フルマークでバルゾラ勝利。
バルゾラ、いつも通りのハイスパートで相手の体力を削り、自分は失速せずに、次第に差が開いていった。
