UFC on ESPN+79:ポストファイトボーナス/総評

ファイト・オブ・ザ・ナイト:ビトー・ペトリーノ vs. アントン・トゥルカリ

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:デイビー・グラント、ブルーノ・シウバ

ファイト・オブ・ザ・ナイトはこの試合よりアスンサオ vs. グラントかヘンリー vs. グレイブリーの方かと思った。

メインはデバリシビリがテイクダウンを仕掛け続けて勝利。5Rあれだけタックルを切られても仕掛け続けて動きが落ちないのが脅威。ヤンはカーフキックで左足を殺されてからは攻める武器がなくなってしまい、UFCで初めての完敗。

デバリシビリは同門の王者スターリングに挑戦することはないと言っており、次は再来週のメインで組まれているマルロン・ヴェラ(4位) vs. コーリー・サンドヘイゲン(5位)の勝者と対戦したいとのこと。ランカーにとっては厄介すぎる選手。セフードやオマリーのタイトルマッチを組みたいUFCとしては、障害になりそうな他の候補者を潰してくれるので好都合だろう。

前回負けるまでは全勝だったロマノフは、あまりにも何もできない敗戦。上位陣には完全に通用しないイメージができてしまった。

ビクター・ヘンリーは僅差の1Rから守りに入らず、2Rに猛攻。そのせいでスタミナ切れして3Rピンチに陥っていたが、凌ぎきって勝利。負けていたら1勝の後2連敗で、次は同じリリース間際の相手と組まれることになり、勝ってもさらにもう1勝して勝ち越ししてからでなければ上位との対戦は組まれないかもしれなかった。ここで勝って2勝1敗としたのは大きい。次はもうワンランク上の相手との試合が期待できる。ただ、バンタム級はメインカードに出場した4連勝のバティスタでもまだノーランカー。層が厚いだけに、ランカーとの対戦まではまだ時間がかかりそう。

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