UFC286:第10試合・ジャック・ショア vs. マクワン・アミルカーニ

フェザー級。ショアはバンタム級の15位。

地元イギリスのショアは前座バンタム級戦線で5連勝してランクイン。初のランカー挑戦となった昨年7月のリッキー・シモン戦では、テイクダウンを狙うシモン、切って打撃を入れるショアという展開から、パンチでダウンを奪われ、マウントからの肩固めでタップし、キャリア初の黒星を喫した。柔術黒帯のグラップラーで28歳。バンタム級ランカーだが、減量が厳しく、医者からも階級転向を勧められており、今回からフェザー級に上げる。

Mr.フィンランドことアミルカーニはレスリングフリースタイルで国内2位、グレコで3位の実績を持つ。UFC7勝6敗で、うち3勝がアナコンダチョークでの勝利。キャリア17勝のうち一本勝ちが12回、KO勝ちはわずか1回のグラップラー。直近5戦で1勝4敗と戦績が振るわず、オッズでは今大会2番目の大差でアンダードッグとなっている。

腹回りが若干ゆるいショア。パンチからタックルへ。ケージに押し込んだが入れ替えたアミルカーニ。膝を入れつつテイクダウンを狙う。入れ替えたショア。ダブルアンダーフック。引き剥がしたアミルカーニ。ジャブを入れ合う。アミルカーニタックル。虚を突かれてテイクダウンを許したショア。ガードを取る。立ち上がりパスを狙うアミルカーニ。ガードを超えさせないショアだが時間が過ぎていく。残り30秒。ホーン。

1Rアミルカーニ。

2R。パンチ、右ハイを入れたショア。アミルカーニもハイを出したがスリップ。すぐ上になるショア。アミルカーニ立った。離れる。パンチから組んで膝を入れるショアだが、アミルカーニがボディロック。引き剥がして離れる。プレスするショア。アミルカーニのタックルは切った。が、自ら立つ。ワンツーがヒット。出る。アッパーがヒット。アミルカーニスタミナ切れか。打撃戦で一方的な展開に。アミルカーニタックル。切った。逆にショアが組んで外掛けテイクダウン。パスしてサイド。マウント!肩固め。ちょっと浅いか。自ら放した。パウンド。背中を向けたアミルカーニにチョーク。がっちり入った。ケージを蹴って抜けようとしたアミルカーニだがタップ!

ショア、フェザー級転向初戦で一本勝ち。しかし楽な試合ではなかった。

タイトルとURLをコピーしました