UFC286:第5試合・クリスチャン・リロイ・ダンカン vs. ドゥスコ・トドロビッチ

ミドル級。

地元イングランドのダンカンはUFCデビュー戦。なお、同じくイギリス出身で第9試合でUFCデビューするクリス・ダンカンとは同性だが無関係。キャリアすべてがケージウォーリアーズでの試合で7戦全勝(5KO・1一本勝ち)。ケージウォーリアーズではミドル級王座を獲得した。多種多様な蹴り技を武器としている。UFCデビュー戦だが、3勝3敗のトドロヴィッチ相手にオッズではフェイバリット。27歳。

トドロヴィッチもUFCデビュー時には無敗で期待されていたが、2戦目に初黒星を喫し、その後は勝ったり負けたりで3勝3敗。こちらも12勝中8KO・3一本勝ちで、判定勝ちは一度のみ。2018年には出場していた団体と提携したOUTSIDERに参戦し、高橋義生に1RKO勝ちしている。28歳。

カーフキックを入れるトドロビッチだが、ダンカン距離を詰めていく。ローを返した。プレスされケージを背負ったトドロビッチ。前蹴り。キャッチしたトドロビッチだが四つで組んだダンカン。ケージに押し込み背中でクラッチしてテイクダウン狙い。入れ替えたトドロビッチだが、膝を押さえて転がった。続行不能で試合終了。

体勢を入れ替えようとしたところで、右足に体重がかかり痛めた模様。期待のダンカンはUFCデビュー戦勝利だが、良さを見せる前に終わってしまった。

タイトルとURLをコピーしました