UFC on ESPN43:第3試合・トレヴィン・ジャイルズ vs. プレストン・パーソンズ

ウェルター級。

地元テキサス出身・在住のジャイルズ。UFC6勝4敗。UFCデビュー戦はライトヘビー級、2戦目からはミドル級に落とし、前々回からウェルター級に落としている。ウェルター級では初戦は1RKO負けしたが、2戦目はUFC0勝1敗のルイス・コシにお見合いが多い退屈な試合ながら判定勝ちした。素早いジャブが武器。UFCデビュー後に警察学校の試験のために1年半休業していたことがあるが、現在は警察を辞めてMMAに専念している。30歳。

パーソンズは21年7月、試合1週間前に欠場した選手の代役で試合UFCデビュー。いきなりUFC4勝1敗のダニエル・ロドリゲスと対戦し、1Rにパンチを貰って亀になったところでパウンドで打たれてKO負け。2戦目は相手が欠場し、試合3日前にUFCデビューが決まった階級下の相手にポジショニングで圧倒し判定勝ち。ローカル時代は全試合一本勝ちしていたが、レベルが低い相手ばかりだったので極めが強いかどうかは不明。UFCでの試合を見る限り、打撃は普通に出来る。27歳。

いきなりパンチから組んでいったパーソンズ。ケージに押し込むが、差し替えして入れ替えるジャイルズ。自ら離れたが、パーソンズタックルでケージに押し込む。入れ替えてまた離れるジャイルズ。ジャブがヒット。ぐらついたパーソンズ。またジャブ。ヒットしている。パンチから組み付いたパーソンズ。ボディロックして膝を入れる。が、ジャイルズ差し替えして入れ替え離れる。またジャブ。鋭い。見えていないパーソンズはことごとくもらっている。パーソンズタックル。切られた。アンクルピックで倒そうとしたが倒せず。が、パーソンズの右がヒットし効いた!パーソンズがケージに詰めてパンチを入れる。膝を着いたジャイルズのバックに回りチョーク。なんとか外れた。サイド。ジャイルズ下からバギーチョーク。しかし決まらず、外れた瞬間にマウントを取られる。肘を落としたパーソンズ。亀になったジャイルズにチョーク。外したが今度はヤスケビッチ十字。しかしこれも外して上になったジャイルズ。肘を落とすがパーソンズ下から蹴って立つ。ホーン。

1Rパーソンズ

2R。ジャイルズの右がヒットするが、また組んでいくパーソンズ。ケージに押し込むが差し替えるジャイルズ。離れた。またジャブを入れていくジャイルズ。ワンツーを返すパーソンズ。しかしまたジャブ。連続でヒット。パーソンズかいくぐってタックル。ダブルレッグで尻もちまで着かせたが、すぐにケージで立つジャイルズ。ボディロックを放さず倒したパーソンズだが、ジャイルズすり抜けて離れた。パーソンズまたタックル。切って鉄槌を入れたジャイルズ。パーソンズ立つ。ジャイルズのパンチを貰っているパーソンズだが、パーソンズの右もヒットしている。が、タックルは切られた。そのまま足にしがみつくパーソンズ。ジャイルズボディロック。パーソンズ投げを狙ったがスッポ抜けて下に。ハーフで押さえ込むジャイルズ。パーソンズ消耗している。残りわずかで体を起こし強い鉄槌を入れたジャイルズ。ホーン。

2Rジャイルズ。

3R開始前にパーソンズのドクターチェック。目の腫れか。見えるかどうかだけチェックされ再開。カーフを蹴るパーソンズ。詰めてパンチを入れるが、すぐにまた組み付く。ケージに押し込み肩パンチを入れたが、ジャイルズ離れた。またカーフを蹴るパーソンズ。効いている。ジャイルズはジャブを入れる。しかしなおもカーフキック。ジャイルズクリンチしてケージに押し込むが、自ら離れた。パーソンズカーフキックに活路を見出している。ジャイルズジャブを入れるが、パーソンズタックルへ。テイクダウン。ケージを背に座った体勢のジャイルズ。首を抱えたパーソンズ。ジャイルズが立つと膝を入れる。離れた。またジャブを打ち込むジャイルズ。ジャブのダブルから右。ジャブ連打。パーソンズ駄目タックル。切られてパンチを貰う。立ったが、パンチからまたタックル。ダブルレッグ。ジャイルズブラウン肘を入れたがテイクダウンされる。ジャイルズも疲れているか。立つのではなく下からキムラを狙ったが外れて下に。パーソンズ肩固め。マウントに。が、浅い。ジャイルズケージを蹴って反転して上を取る。残り1分。ガードを取ったパーソンズ。腕十字を狙うパーソンズだがパウンドを落とすジャイルズ。下から足にしがみつくパーソンズ。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでジャイルズ勝利。

割れたのは3Rか?ヒット数ではパーソンズだったが、カーフキックのダメージは評価されなかったか。

地元テキサス勢が3連勝。

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