UFC on ESPN43:第2試合・C.J.ベルガラ vs. ダニエル・ラセルダ

フライ級。

地元テキサス・サンアントニオ出身・在住のベルガラはUFC1勝2敗。前戦は平良達郎のUFC2戦目で対戦。下になった場面から再三ブリッジで返し立ち上がる場面はあったが、テイクダウンを繰り返し奪われると、最後はバックからチョーク→腕十字に移行され一本負けで完敗。10勝中一本勝ちはなく、6つがKO勝ちの31歳。

ダニエル・ラセルダ・ダ・シウバはUFCデビューから3連続フィニッシュ負け中。さらに12月には体重オーバーの末、体調不良によりドクターストップがかかり欠場。ここでさらにチャンスが与えられたのはかなりのラッキーと言える。下からの極めが得意で、ローカル時代は全試合フィニッシュ勝利だったが、前回はビクトル・アルタミラノにパンチでダウンを奪った後にポジションを返され、ガードからの攻めを防がれてのパウンドでKO負けしている。安易に下になる反面、リカバリーがない。26歳。

スピンキックを見せたラセルダだが空振り。地元のベルガラはかなり入れ込んでいる。ラセルダ飛び込んで右をヒット。左ハイ・ローを入れるラセルダ。またスピンキックを出すが、ここまでは全部空振り。飛び込んだラセルダが左。さらに飛び膝。ワンツー。カーフを蹴るベルガラ。蹴り返すラセルダ。またバックスピンキック。今度はヒットしてぐらついたベルガラ。背中を向けて走って逃げるベルガラを追いかけるラセルダ。パンチが入りダウン。しかしすぐ立ってまた逃げるベルガラ。ミドルがヒット。またスピンキックをもらいダウン!立ったがラセルダ追いかけて大振りのパンチラッシュ。走って逃げようとするベルガラだが足がもつれている。ラセルダもかなりラッシュしているので疲れがある。タックル。ラセルダテイクダウン。マウントからバックマウントへ。チョーク。外して立ったベルガラ。ラセルダまたスピンキックを狙ったが左フックをもらった。回復してきたベルガラだが、またパンチをもらい後退。ラセルダパンチのラッシュ。が、疲れた。ケージを背に休んでいるラセルダにパンチを入れるベルガラ。ホーン。

1Rラセルダ10-8。しかしかなりスタミナを使ってしまったし、ベルガラが復活してきている。

2R。ミドルを蹴るベルガラ。動きは良くなってきている。ラセルダのスピンキックをかわして左をヒット。手数を出すベルガラに対しラセルダ手が出ない。バック肘を入れたが、ラセルダパンチを打ち込む。タックルに入ったラセルダ。切られたが足にしがみついて足関。背中を向けたベルガラにカーフスライサー。が、かかりが浅くパウンドをもらう。カーフスライサーで足が絡まっているので足が利かないラセルダ。ようやく外れたが下に。ベルガラ得意の肩固め。しかし浅いか。肩固めの体勢でボディに膝。放して上になりパウンド。ラセルダ動きがない。肘・パウンドで攻めるベルガラ。頭部への肘連打。腕でブロックするだけのラセルダ。止められてもおかしくない。亀になりパウンドをもらったところでレフェリーストップ。

地元のベルガラ大逆転勝利。

ラセルダ、ほぼKO勝ちのところからラッシュで仕留めきれなかったのが裏目に出た。これで4連敗なのでリリースは濃厚だが、最後にファイト・オブ・ザ・ナイトをあげてほしい。

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