PANCRASE331:第2試合・髙城光弘 vs. サイバー遼

バンタム級

和製ドミニク・クルーズの異名を持つトリッキーファイターの髙城はコロナ後は年1のファイトとなっているが、ここまで2連勝中。前戦はケージに押し込んでの肘でカットさせてのTKO勝ち。

これが33戦目となる大ベテランのサイバーは3連敗していたが、昨年10月に3年ぶり勝利。

両者は4年前に対戦し、髙城が判定勝ちしている。

独特のステップからサイドキックを放った髙城。ロー。バックブロー。サイバー手が出ない。髙城がリズムよく打撃をヒットさせていく。ロー。飛び込んで組むとボディを入れる髙城。ケージに押し込みシングルレッグ。崩して殴る髙城。さらに首相撲から肘。押し込まれているサイバーは膝を返すくらいしかできない。残りわずかで離れた髙城。ホーン。

ジャッジ三者髙城。

2R。ロー・ミドルで攻める髙城。サイバー手が出ない。また組んでケージに押し込む髙城。ようやくパンチで出たサイバーだが、髙城が組んでまたケージ押し込み。離れた。サイバーようやくタックル。しかし受け止めた髙城がまたケージ押し込み。シングルレッグ。肘で抵抗するサイバーだが倒された。パウンドを入れる髙城。寝かされずにシングルレッグから立ち上がったサイバー。ダブルレッグに。髙城切ってパウンド・立った瞬間に肘を入れた。残りわずかで立った髙城。ホーン。

ジャッジ三者髙城。

3R。もうフィニッシュするしかないサイバー。ジャブ。詰めたが髙城組み付いてバックに回りテイクダウン。正対したサイバーだが寝かされてハーフ。上半身を起こしたサイバー。立ったがスタンドバック。ハーフバックから倒す。寝かされないようにしているサイバーだが時間は過ぎていく。残り1分。ケージを使って立ったサイバーだが、髙城すぐにテイクダウン。レッグドラッグハーフで押さえ込む。残りわずかでカーフスライサーを極めに行った髙城。タイムアップ。

判定三者30-27髙城。

自分のペースで試合を進めて完勝で3連勝。

前回負けているサイバーだが、自ら攻める姿勢がなかったのが残念。

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