PFL2023#02:メインイベント・ラリッサ・パチェコ vs. ジュリア・バッド

女子フェザー級リーグ戦。

優勝の大本命・昨年のライト級ウィナーパチェコ。PFL初参加の19年は、予選でケイラ・ハリソンに敗れたが決勝トーナメントに進出し、決勝でケイラ・ハリソンと再戦するも判定負け。翌年は予選で2試合連続1RKO勝ちしたが、決勝は体重超過で失格。昨年は予選~決勝トーナメントまですべて1RKOで勝ち上がり、決勝ではケイラ・ハリソンに3度目の正直で判定勝ちし、100万ドルを獲得した。ライト級でも体重オーバーしているが、かつてはUFCバンタム級で出場していたこともある。

バッドは元Bellator女子フェザー級王者。Bellatorでは絶対女王として君臨していたが、UFCから移籍したクリス・サイボーグにKO負け。その後2連勝したが、FAとなり鳴り物入りでPFLと契約。しかし、昨年の予選リーグではで判定負けし、その後は負傷欠場。本来のフェザー級で組まれたワンマッチでも、元UFCのアスペン・ラッドに敗れてしまった。オッズでは今大会一番のアンダードッグ。39歳。

右を打ち込み出ていくパチェコ。バッド下がりながらサークリング。ケージに詰まったところでワンツー。腕でブロックしたバッド。ケージ際を回るバッド。しかしパチェコのローに合わせてニータップでテイクダウン。パチェコガードから三角クラッチ。両腕を入れて防いだバッドが持ち上げてスラム。ケージ際に移動させるバッド。パチェコの腕十字は腕を引き抜いて防いだ。また腕十字へ。対処しているバッド。パチェコ三角クラッチを完成させたがゴング。

1R微妙。テイクダウンから上を取ったバッドだが、上からの攻撃は少なかった。その前のスタンドの打撃でパチェコか。

2R。またサークリングするバッド。追いかけるパチェコにパンチをヒットさせたが、パチェコが組んでボディロック。入れ変えたバッド。首相撲から膝。放した。パチェコカーフキック。パンチを返すバッド。またケージまで詰められた。パンチの連打を入れるパチェコ。ライブオッズはかなり競ってきた。パチェコが4連打を打ち込むが、バッドはブロックして打ち終わりに連打を返す。バッドタックル。テイクダウン。が、倒されながらバッドの胴を抱えたパチェコが後方に投げてスクランブルで上を取った。残り1分。ハーフで押さえ込むパチェコ。パスを狙うが時間がない。クォーターマウントの体勢まで行ったがゴング。

2Rも微妙。ややパチェコか。AIのスコアは2Rともバッド。

3R。詰めるパチェコ。ロー。ワンツー。カーフキックから左がヒット。四つに組んだパチェコがボディロックからテイクダウン狙い。投げをこらえるバッド。脇をくぐりスタンドバックに。ハーフバックになるとバッド片膝を着いた。両足フックしてバックマウント。前に落とそうとするバッド。パチェコバックから腕十字を狙ったが、バッド防いで上を取った。パチェコに~シールドで距離を作りながら下から鉄槌。マウントを狙ってきたバッドだが際で上を取ったのはパチェコ。ハーフ。残り1分。押さえ込みつつボディ・顔面にパウンドを打ち込むパチェコ。タイムアップ。

3Rはパチェコ。1・2Rは僅差だがどうなる。AIのスコアはパチェコ、クートゥア、ケンフロはパチェコを支持。

30-27、29-28、30-27の3-0でパチェコが勝利。

2人がフルマークだったが、2Rまでは僅差だったのでどうなるかわからなかった。負けたが意地は見せたバッド。

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