女子フェザー級リーグ戦。コスレニクは計量で0.4ポンドオーバー。リーグ戦のポイントは1点減点となる。
ウクライナのコレスニクはInvictaフェザー級では0勝2敗。21年にPFLに出場したが、0勝2敗で予選落ち。昨年は2試合連続判定勝ちで決勝トーナメント進出したが、準決勝で優勝したラリッサ・パチェコに1RKO負け。
元UFCバンタム級のスター候補だったラッド。しかし度重なる体重超過による試合中止があり、3連勝した後は1勝3敗(うち1試合はフェザー級戦)。3度目の計量失敗で試合が消滅したところでリリースされ、昨年PFLと契約。10月の決勝大会のワンマッチで元Bellator女子フェザー級王者のジュリア・バッドと対戦し、スプリット判定勝ちしている。
スキンヘッドにしているコレスニク(体重が落ちなかったので、ギリギリまで減らすため?)。昨年までライト級で、今回体重オーバーしたコレスニクと、バンタムで戦っていたラッドで体格差がある。オッズはラッドが圧倒的フェイバリット。
ラッドタックルへ。こらえたコレスニク。ケージに押し込むラッド。しかし入れ替えて離れるコレスニク。右ハイを空振ったラッドにコレスニクが左ミドル。間合いを詰めて左を入れたラッド。しかしリーチに勝るコレスニクが自分の間合いでパンチ・蹴りを入れていく。飛び込むラッドだがコレスニクはバックステップ。右をヒットさせたラッド。ラッドなかなか間合いに入れないまま残り1分。コレスニクワンツー。インロー。ジャブでラッドを止めるコレスニク。ゴング。
1Rコレスニク。
2R。また距離を取り打撃を入れていくコレスニク。ライブオッズはまだラッド優勢だが、かなり競っている。飛び込んでいくラッドだが右フックを引っ掛けるコレスニク。ラッドしんぐるれっぐ。ケージで耐えるコレスニク。倒せず。ラッド投げを狙ったが倒せず。逆にコレスニクが払腰で投げた。ラッドディープハーフからバックを狙おうとしたが、コレスニク離れてスタンドに。ライブオッズが逆転しコレスニクがフェイバリット。また詰めていくラッド。距離を取るコレスニク。タックル。しかし入れ変えたコレスニクがボディに膝を入れて離れる。残り30秒。出ていくラッドだがパンチを貰う。ゴング。
2Rコレスニク。
3R。サークリングするコレスニク。追いかけてくるラッドにパンチをヒットさせる。ラッドも手を出しているが、距離を取られ空振り。ラッドパンチのフェイントからタックルへ。バックに回る。コレスニク立ってスタンドバック。たすきを取ってテイクダウンを狙うラッド。ケージにもたれてこらえたコレスニクが正対。しかしラッド四つから投げてテイクダウン。ハーフ。背中を向けたコレスニクのバックに回る。バックマウントで前に落とそうとするコレスニク。ラッド得意の雄叫びパウンドを打ちつつチョークを狙う。ハーフバックに。足のフックが外れたが、またバックを取り直したラッド。両足フック。残り1分。バックマウントから殴るラッドだが時間がない。チョークだけは警戒しているコレスニク。タイムアップ。
判定28-28、29-28×2の2-0でコレスニク勝利。減量失敗の減点1があるため2点獲得。
1度テイクダウンしてからは圧倒したラッドだったが、2Rまではまったくテイクダウンを奪える素振りがなかった。フェザー級では体格負けが厳しい。