UFC287:第7試合・クリス・カーティス vs. ケルヴィン・ガステラム

ミドル級。カーティス14位、ガステラム15位。

カーティスは代役で34歳での遅いUFCデビューを果たすと、そこから3連勝で一気にランキング入り。しかし初のランカー挑戦となるジャック・ハーマンソン戦では距離を取られパンチを貰う展開を打破できず完封負け。前戦は同じく3連勝から判定負けしていたジャンピングソバットバズりファイター・ホアキン・バックリーに2Rパンチでダウンを奪ってのパウンドアウトでKO勝ち。キャリア30勝中、一本勝ちは1回のみで、KO勝ちが17回ある殴り屋。35歳。

最年少でTUFを制し、今日メインで行われるミドル級タイトルに挑んだこともあるガステラムだが、ここ5戦で1勝5敗・2連敗中。相手がすべてトップランカーだから致し方ない部分もあるが、ランキングも幕尻まで落ちてしまった。ここ2戦は相手のアウトボクシングを崩せず連続判定負け。UFC10年目でこれが20戦目となるが、まだ31歳。

2人ともミドル級では背が低い(カーティス178cm・ガステラム175cm)が、カーティスはリーチが191cmと長い。

ガステラムカーフキック。カーティスのワンツーが顔面にヒット。バランスを崩したガステラムだが立て直す。ガステラムまたカーフ。ワンツー。飛び込んでワンツーを入れていくガステラム。カーティス詰めてきた。カーフキックからワンツーを入れたガステラム。ガステラムカーフキックからワンツーを入れた。さらにワンツー。飛び込んでパンチを打ち込んだガステラム。さらにカーフ。カーティスもパンチをは夏が空を切る。残り1分。ガステラム飛び込んで連打。カーティスは受け身。ホーン。

1Rガステラム。常に打撃で先手を取る展開。カーティスもパンチを返しているが、空振りが多い。

2R。ガステラムのカーフに飛び込んでパンチ連打を打ち込むカーティス。ガステラム左オーバーハンドをヒット。近い間合いで両者のパンチが交錯。ガステラムタックルのフェイント。パンチが当たったか?カーティス亀になり動きが止める。ガステラムバックに回りパウンド連打。ガステラム背中に乗ろうとしたが、足がフックできず前に落とされた。カーティス起き上がりパンチを打ち込む。ケージに押し込むが離れた。ボディを打ってくるカーティスだがガステラムもボディを返す。ガステラム左オーバーハンド。カーティス詰めて右ボディ。しかしガステラムが連打を返す。ガステラムのタックルは切ったカーティス。右ボディ。しかしガステラム手数を出していく。タックルを狙ったガステラムだが切られた。カーティスの右アッパーがヒットしたがホーン。

2Rガステラム。

3R。ガステラムしんぐるれっぐ。切られた。ジャブの刺し合い。ガステラムちょっと距離を取ってきた。カーフキック。カーティスが詰めてきたところで組み付いてケージに押し込むが、カーティスすぐに離れる。ワンツーを入れたガステラム。カーティスパンチで出る。しかしガステラム組んでいく。ケージに押し込んだ。離れる。カーティス右ボディ。膝。また右ボディ。ガステラム組んでケージに押し込む。膝を入れて離れる。残り1分。カーティス肘。右ボディ。ガステラム後退。カーティスアッパー・膝。ガステラムタックル。切られた。打ち合いでタイムアップ。

3Rはガステラムの手数が止まり、カーティスのラウンド。

29-28×2、30-27の3-0でガステラム勝利。

3Rもパンチでぐらつかせたのが評価したジャッジがいたか。最後はさすがにちょっと疲れたが、アグレッシブに攻め続けて復活の勝利。

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