UFC287:第2試合・シャイラン・ヌアダンビク vs. スティーブ・ガルシア

フェザー級

中国のヌアダンビクはUFCデビュー戦は判定負けしたが、そこから3連勝中。マクレガーにあこがれてMMAを始めたが、バックボーンはレスリング(グレコ)で得意の展開はグラウンドでの押さえ込み。前回は相手のダリック・ミナーがミドルを放った際に膝を負傷し、上になったヌアダンビクがパウンドでKO勝ち。が、その試合はミナーがもともと膝を負傷しており、コーチのジェームス・クラウスがそれを知っていてヌアダンビク勝利に賭けていたことが発覚して、UFCから追放されている。

ガルシアはUFC2勝2敗。UFC契約前はバンタムまで落としていたが、コンテンダーシリーズでは体重オーバーし、1RKOしたもののUFCと契約ならず。20年3月に試合6日前に欠場選手の代役としてライト級でUFCデビュー。しかし終始バックを取られる展開で、一本負けを防ぐのが精一杯で判定負け。2戦目は序盤ダウンを喫したがそこから復活し、最後はマウントからのパウンドラッシュで逆転KO勝ち。しかし昨年6月に中国のマハシャテに秒殺KO負けすると、ようやく本来のフェザー級に戻し、グラップラーチェイスフーパーからダウンを奪い、パウンドを打ち込み1RKO勝ち。

スタンドでヌアダンビクの右オーバーハンドがヒットしガルシアダウン!パウンド!ガルシアガードで凌ぐ。ハーフにしたヌアダンビクが起き上がりパウンドを打ち込むとガルシア立つ。ヌアダンビクスタンドバックについている。正対したガルシアがダブルアンダーフック。が、ヌアダンビクかんぬきスープレックスでテイクダウンし上に。ガルシアのガード。インサイドから密着したまま肘を入れた。ケージ際で蹴って距離を作り立ったガルシア。残り40秒。打撃で出るガルシア。ヌアダンビク距離を取る。右ハイ。しかしガルシアのパンチを貰った。ヌアダンビクタックル。ダブルレッグ。こらえたガルシア。放して左ハイを入れたヌアダンビクだが、ガルシアの右手がマットについていないか?ホーン。

1Rヌアダンビク。

2R。ヒューズのハイがヒット!さらに出てパンチを入れる。ヌアダンビクタックルでしのごうとするが切られた。詰めたヒューズがパンチを打ち込む。ケージまで後退したヌアダンビク。三日月蹴りがボディにヒット。さらにボディに左が入りヌアダンビクダウン!パウンド連打!KO!

ヒューズ逆転勝ち。

1R序盤にダウンを奪いチャンスを作ったヌアダンビクだが、打撃戦ではヒューズが上だった。

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