UFC287:メインイベント・アレックス・ペレイラ vs. イズラエル・アデサニヤ

ミドル級タイトルマッチ5分5R。アデサニヤ1位。

昨年11月にペレイラがKO勝ちしてタイトルを獲得した試合のダイレクトリマッチ。キック時代に2度アデサニヤを下しているペレイラ。これで4度目の対戦。まだMMA8戦でキャリアとしてはルーキーだが、キックでは40戦しているベテランで35歳。とはいえ、MMAの技術にはまだまだ伸びしろがある。アデサニヤ戦は4Rまでリードされており、5Rにフィニッシュが必要となったところで畳み掛けての逆転勝ちだった。

アデサニヤは本来のミドル級で初めての敗戦。最近の試合では相手に研究され、打ち合う試合にならないことで判定勝ちが増えてきていたが、ペレイラとは打ち合った結果KO負け。前回の試合では、UFC14戦目にして初めてテイクダウンを奪っている。また、前回はスタンドでプレスされ、ケージを背負う展開が多く、最後もケージを背負った所でパンチを貰い、ラッシュされてのKO負けだった。

前回から5ヶ月、両者がどれだけ準備をしてきたかが勝敗を分けそう。

牽制のローを放つ両者。ハイを見せたアデサニヤ。じわじわ詰めてきたペレイラ。アデサニヤワンツーからロー。ペレイラ右ハイ。アデサニヤワンツー。踏み込んで右を打ち込んでアデサニヤ。下がってかわすペレイラ。また詰めてきた。アデサニヤまっすぐ下がらずケージには詰まらない。ワンツーから左ミドル。また左ミドル。残り1分。ペレイラのハイはスウェーでかわした。ペレイラまた詰めてきた。ジャブ。ホーン。

1Rは両者牽制程度の打撃のみのヒットだった。ヒット数ではペレイラだが。

2R。アデサニヤ左ハイ。ブロックされた。また左ハイ。ペレイラもハイを返すとプレス。ケージを背負ったアデサニヤ。左フックヒット。アデサニヤ前に出た。右は空振り。パンチが交錯。またアデサニヤ左ハイ。アデサニヤが詰める。ペレイラのジャブがヒット。アデサニヤ右をヒット。飛び込んでワンツー・ミドル。またプレスしてきたペレイラ。アデサニヤパンチで出るが、すぐに下がらせるペレイラ。パンチで出て脱出するアデサニヤ。アデサニヤワンツー。ペレイラのカーフキックでちょっとぐらついたアデサニヤ。ケージを背負う。またカーフでぐらついた。さらにパンチを打ち込むペレイラ。ブロックするアデサニヤにパンチの連打を打ち込むが、打ち終わりにアデサニヤの右がヒット!さらにもう一発右!ペレイラダウン!パウンド!ペレイラ失神!KO!

アデサニヤ、4度目の対戦でペレイラに勝利。タイトル奪還。

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