UFC on ESPN44:セミファイナル・エドソン・バルボーザ vs. ビリー・クアランティーロ

フェザー級。バルボーザ14位。

かつての最強ストライカーバルボーザも、ここ10戦では3勝7敗で、現在連敗中。フェザーに落としてからも2勝3敗と負け越している。前回はグラップラーブライス・ミッチェル相手に1Rパンチでダウンしてからは一方的な展開となり、テイクダウンされパウンドで削られ、30-25をつけるジャッジもいる完敗。UFCデビューからは13年になるベテランで、もともと打たれ強い選手ではないが、37歳でダメージも溜まってきているかもしれない。昨年10月に組まれていたイリア・トプリア戦は負傷欠場したが、UFCに来て初めて、自身のケガによる欠場となった。13ヶ月ぶりの試合。

クアランティーロはUFC5勝2敗。前回は元ライト級ランカーのアレクサンダー・ヘルナンデスに2RKO勝ちしているが、ヘルナンデスはコンディションに問題があり、次戦でライトに戻している。その前の試合はバルボーザがKOしたシェイン・バーゴス戦で、ロー・パンチを効かされ判定負けしていた。コンテンダーシリーズを含め、6勝中判定は1度だけ(4KO・1一本勝ち)。UFCデビューからはまだ4年だが、34歳と若くはない。

オッズではクアランティーロがファイバリット。

クアランティーロがパンチからシングルレッグ。しかしケージで耐えたバルボーザ。離れた。重い打撃を入れていくバルボーザ。カーフキック。しかしクアランティーロが距離を詰めていく。ケージを背負うバルボーザ。重いカーフから右ボディを入れるバルボーザ。クアランティーロ距離を詰めてパンチからタックル。足にしがみついた。ケージに押し込む。離れるバルボーザ。左ミドル。両者の右が交錯。パンチで下がったバルボーザ。ケージを背負うが、クアランティーロの顔面に膝!崩れ落ちたクアランティーロ。KO!

クアランティーロがケージを背負ったバルボーザに前蹴りからパンチ→タックルと行こうとしたところでカウンターの膝が顔面に衝突。アンダードッグのバルボーザが連敗を止めた。

フェザー級の戦績を3勝3敗としたバルボーザ。今日はコンディションも良さそうで、打撃もかなり重く見えた。ようやくフェザー級にアジャストした体が出来てきたか。

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