UFC on ESPN44:第11試合・タナー・ボーザー vs. イオン・クテラバ

ヘビー級。

ボーザーはUFCヘビー級で4勝4敗。前座~中堅クラスの選手。ヘビー級にしては軽量で、ステップしての打撃を武器としていたが、今回からライトヘビー級に落とす。体格負けはしないが、武器のスピードはこの階級の中ではどれだけ武器足り得るか。MMAを始めるまでは伝統派空手を学んでいて黒帯。31歳。

クテラバは前回メインに出場予定だったデリック・ルイスがイベント中に病院送りとなり(コロナ感染だったとのこと)、繰り上げで初メイン担当(ただし3Rマッチ)となったが、ケネディ・エンジーチュクーに2RKO負けし、3試合連続フィニッシュ負けとなってしまった。さすがにここで負けるとリリースの可能性が高い。バックボーンは柔道・スポーツサンボなど組み技が多いが、MMAでは16勝中12のKO勝ちがある。29歳。

右をヒットさせたボーザー。クテラバはガードを固めながら出ていく。ワンツー。また右を打ち込むボーザー。クテラバが組もうとしたが組めず。飛び込んでの右でボーザー効いた!クテラバ出ると今度はタックル。テイクダウン。ボーザーケージを使って立とうとしたが、立ち際に顔面にパンチ連打を入れ続けるクテラバ。連打をもらいながら立とうとしていたボーザーだったが、打たれ続けるのを見てレフェリー止めた。納得いかないポーズを見せたボーザーだが仕方ない。

 

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