UFC on ESPN44:第9試合・クレイ・グイダ vs. ラファ・ガルシア

ライト級。

UFC4位の35戦目となる鉄人グイダ。バカボンのパパとタメの41歳の春。一時期から負けのペースが増えているとはいえ、大きな連敗はせずギリギリ踏みとどまっている。前回は同じく39歳のベテラン(しかしMMAキャリアは10年)のスコット・ホルツマンの引退試合でタックルからテイクダウンを奪い、そこからの攻めが足りなかったものの、スプリット判定勝ち。このところは負けがこんできているベテランにしか勝てていない。お隣のイリノイ州出身。

メキシコのガルシアはUFC3勝3敗。戦績18戦はグイダ(60戦)の3分の1以下。これまでの6戦はすべてプレリムで、初のメインカード登場となるが、相手のグイダのおかげか。レスリング歴は1年のみだが、テイクダウンから攻めるスタイルで、1試合平均テイクダウン数は4.24回。一方、18戦でKO勝ちは1回しかない。28歳。

普通の前座ファイターのガルシア相手にアンダードッグのグイダ。戦績はどちらも勝ったり負けたりで同じようなものだが…。

頭を振って出ていくグイダ。左右のフック。右がヒット。フックを振り回す。入ってくるところにパンチを入れるガルシア。積極的に手を出していくグイダ。ガルシアのジャブがヒット。運動量は多いがヒット数は少ないグイダ。入ってくるところにジャブを入れるガルシア。残り1分。肘を合わせるガルシア。飛び込むところにパンチを合わせられる展開が続くグイダ。ホーン。

1Rガルシア。

2R。同じように飛び込んでパンチを打ち込むグイダだが、そこにパンチを合わせられる展開が続いている。グイダ初めてタックル。シングルレッグ。しかし切られた。ガルシアジャブを突いて出る。もらっているグイダ。タックルの距離の前にジャブをもらっている。ワンツーを入れるガルシア。連打がヒットし始めている。残り1分。パンチを貰い続けるグイダ。展開を変えないままホーン。

2Rガルシア。

3R。パンチから組みに行くグイダだが止められた。パンチの連打からタックルを狙うが、読まれてパンチで止めるガルシア。パンチからシングルレッグに入ったグイダだが、クラッチできず。ガルシアのパンチ連打がヒット。入ってくるところにアッパー。休まないグイダだが、攻め手がない。残り1分。ガルシアのパンチがヒットしている。パンチでケージまで詰めてタックルに。テイクダウン狙いというより時間を使う腹か。放してパンチ連打を入れたガルシア。タイムアップ。

三者フルマークでガルシア勝利。

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