UFC on ESPN+81:第9試合・ホドルフォ・ヴィエラ vs. コーディ・ブランデージ

ミドル級。

ADCC柔術世界王者のヴィエラ。UFC3勝2敗。グラップリングは強いものの、打撃とスタミナに穴があり、UFCデビューから2戦は肩固めで一本勝ちしたが、3戦目はスタミナ切れで最後はギロチンでタップアウト負けの屈辱。前戦はクリス・カーティスから一度もテイクダウンを奪えず、引き込みにも付き合ってもらえずに判定負け。今回は打撃を強化してきたというが、果たしてどうか。33歳。

ブランデージはUFC2勝2敗。UFCデビュー戦は3日前のスクランブル出場でニック・マキシモフに判定負け。2戦目は打撃で押される展開から、タックルにギロチンを合わせて逆転一本勝ち。続く試合もカーフキックで明らかに効いた素振りを見せたところから、オーバーハンドの右でダウンを奪いマウントからのパウンドで逆転KO勝ち。しかし前回のオレクシェイチュク戦では逆にテイクダウンを奪いバックを取ったところから、反転したオレクシェイチュクのパウンドで意識を飛ばされKO負け。バックボーンはレスリング。28歳。

パンチで出るブランデージ。ヴィエラ下がる。追いかけてパンチを入れるブランデージ。ヴィエラタックルで回避を図る。ボディロック。ケージでこらえるブランデージ。ヴィエラ引き込んでグラウンドに持ち込もうとしたがブランデージが付き合わず。また立ってテイクダウン狙い。膝を出したヴィエラだがローブロー。タイムストップ。再開。飛び込んだブランデージの右がヒットし、ヴィエラダウン!上になりパウンド!ヴィエラハーフで潜ろうとする。パウンドを入れるブランデージ。潜ろうとするところに肘。脇を差して立ってボディロックにしたヴィエラ。足をかけてテイクダウン。ハーフバック。残り1分。ブランデージディフェンスを固める。バックから殴るヴィエラ。鉄槌連打。ホーン。

1Rブランデージ。

2R。ヴィエラタックル。ケージ際で受け止めたブランデージはギロチンに抱えて引き込んだ。苦しげな表情のヴィエラだが外した。ヴィエラ上に。ハーフから肩固め。しかしサイドに出るのにケージがありスペースがない。が、向きが変わり今度はスペースが有る。肩固めを取り直した。ブランデージタップ!

ギロチンで引き込んだのが裏目に出たブランデージ。

ヴィエラ、相変わらず打撃とテイクダウンに穴があるが、寝技の極めが強いといういびつなスタイル。

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