女子バンタム級だったが、アレクシーバが4ポンドのオーバーでキャッチウェイトに。
元RIZINファイターエッガー(KINGレイナに判定勝ち)。スイスの柔道エリートで、MMAでも柔道の投げを強引に仕掛けて袈裟固めという展開が多い。UFC3勝2敗。MMAファイターとしての完成度は低いが、柔道のスキルだけで勝てている。34歳。
UFCデビュー戦のアレクシーバはロシアン・ロンダの異名を持つ通り、こちらも柔道バックボーンで、ロシア選手権で3度準優勝。前戦は21年のBellatorロシア大会で、ビザの問題や肩の手術などで、UFCデビューまで1年半のブランクが開いた。異名通りこちらも柔道を主体とした戦い方をする。MMA4勝1敗の32歳。
パンチを打ち込んでいくアレクシーバ。エッガーカーフキック。体がくの字に曲がるアレクシーバ。またカーフ。かなり嫌そうな受け方。新井パンチを振り回して出るアレクシーバ。組むと強引に首投げを狙ったが、抜けてスタンドバックを取られる。しかしアレクシーバはビクトル投げから膝十字へ!膝を伸ばしてタップアウト!
1R一本で快勝したアレクシーバだが、大幅体重オーバーはいただけないし、打撃荒すぎ、最後の首投げも強引すぎで何もかも雑。最後の膝十字だけは鮮やかだった。