UFC288:第5試合・ケイオス・ウィリアムズ vs. ロランド・ベドーヤ

ウェルター級。

ウィリアムズはUFCデビュー戦が27秒KO勝ち、2戦目が30秒KO勝ちだったが、3戦目はファンタジスタミシェウペレイラ相手に距離を取られて打撃をもらう展開で、3Rにはタックルでテイクダウンを奪われての判定負け。その後は初の判定勝ちの後、ミゲル・バエザをKOしたが、前戦はランディ・ブラウンに距離を取られて打撃を入れられる展開でスプリット判定負け。爆発力のある序盤のパンチを凌がれると厳しくなる。29歳。

ペルーのベドーヤはUFCデビュー戦。シュートボクセ所属でMMA14勝1敗。ペルーのフュージョンFCを主戦場とし、昨年3月にウェルター暫定王座を獲得。1年2ヶ月ぶりの試合となる。しかしここまでは世界的な実績のある相手との対戦経験はなく、オッズは今週代役でUFCデビューが決まりランカーと対戦することになったディエゴ・ロペスに続くアンダードッグ。26歳。

プレスしていくウィリアムズ。カーフを蹴ったベドーヤに間合いを詰めてパンチを打ち込んだ。圧されているベドーヤ。左がヒット。パンチ連打で出たが、やや荒い。四つに組んだベドーヤ。離れる。カーフを蹴るウィリアムズ。右オーバーハンド。ワンツーがヒット。残り1分。ウィリアムズのアッパーがヒット。ベドーヤは効いてないとアピール。ケージを背にしたベドーヤにパンチの連打を打ち込む。ホーン。

1Rは手数でウィリアムズ。しかし今日は打撃が雑。

2R。カーフの蹴り合い。プレスするウィリアムズ。ワンツーがヒット。ベドーヤカーフ。ウィリアムズは雑に攻めた1Rよりは慎重になっている。近距離でパンチの打ち合いから組んでケージに押し込んだウィリアムズ。離れた。飛び込んでワンツーを入れるウィリアムズ。カーフを蹴られてちょっと嫌がっているウィリアムズだが、飛び込んで連打を入れたウィリアムズ。ホーン。

2Rはヒット数がほぼ五分。ベドーヤのカーフがどれだけ評価されているか。

3R。ベドーヤのカーフにウィリアムズもパンチを打ち返す。近い間合いでの打撃戦。カーフキックで足が流れたウィリアムズ。ベドーヤが手数を増やしてきた。ウィリアムズ消耗があるのか、スピードが落ちている。パンチも空振りが多い。ベドーヤのヒットが増えてきた。しかしベドーヤも疲れたか。3Rの半分を過ぎて手数が減ってきた。ウィリアムズは倒せるパンチではなくなってきているが、手を出している。ベドーヤタックル。受け止めたウィリアムズ。肘を入れたベドーヤだがウィリアムズ離れた。残り1分。ウィリアムズパンチを出しているが空振りが多い。ワンツー。タイムアップ。

3Rはベドーヤ。2R次第。

30-27ベドーヤ、29-28ウィリアムズ、29-28ウィリアムズ。スプリットでウィリアムズ勝利。

1Rもベドーヤに入れるジャッジがいるとは思わなかったが、2Rは僅差だったので割れる可能性があるとは思った。

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