UFC288:第3試合・ブラクストン・スミス vs. パーカー・ポーター

ヘビー級。

スミスはUFCデビュー戦。バックボーンはアメフトで、2017年にプロ契約したが、2019年に29歳で引退。母がMMAファンで、MMAへの転向を勧められ、昨年からプロの試合に出場。なお、アメフトでプロ契約する前の2014年にも試合をしており、現UFCファイターのチェイス・シャーマンとお互いプロデビュー戦で対戦している(KO負け)。5月の8年ぶりの再デビュー戦から、7・8・10月、さらに今年3月にも試合し、10ヶ月で5試合すべて1RKO勝ち。が、相手のキャリアも同じ程度であり、レベル的には疑問。趣味はホラー映画。33歳。

ポーターはUFC3勝3敗。しかし3勝はすべてグダグダの判定勝ちで、3敗はすべて1Rでのフィニッシュ負け。前戦は今年2月のオーストラリア大会で、ジャスティン・タファに1RKO負けしている。実力的には最下層だが、今回は相手のスミスの実力がさらに疑問のため、オッズはフェイバリット。38歳。

パンチを振り回すスミス。ポータータックルに入るが切った。スミスかなりパンチが大振り。スミスのパンチをかわしポーターがパンチをヒットさせていく。クリンチアッパー。もらったスミスがタックルに入るが、がぶったポーター。バックに回りパウンド。さらに体をまたいでマウントの体勢で左右のパウンド連打。スミス、腕でブロックするだけで打たれ続ける。パウンドを打ち続けるポーター。逃げる様子なく打たれるままのスミスを見てレフェリー止めた。

ポーター、UFCで初のKO勝ち。

スミスはパンチが荒すぎ。UFCレベルではあれはヒットしない。パンチが通用しなかった時の次の武器もなかった。今日の様子では、UFCで1勝できるかも怪しいレベル。

 

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