UFC288:第1試合・ジョセフ・ホームズ vs. クラウディオ・ヒベイロ

ミドル級だったがホームズが3ポンドオーバーし、キャッチウェイトに。

ホームズはUFC1勝2敗。チョークで一本勝ちした際に「俺はこの階級で一番のグラップラー」と豪語したが、前戦ではパク・ジョンヨンにマウントを取られ、背中を向けてバックマウントを取られた所で体を伸ばされると、逆にチョークで一本負けと、一方的に攻められていた。27歳。

ヒベイロは昨年8月のコンテンダーシリーズで勝利し、1月にUFCデビュー。バックボーンはムエタイでブラジル王者。MMAでの10勝はすべてKO勝ち。UFC初戦でいきなりUFC10戦(5勝5敗)のベテラン・アブドゥル・ラザクと組まれ、勝ちはすべて1Rフィニッシュ(2R以降の勝率0%)だったラザクをカーフキックで攻めたが、ケージに押し込まれる展開で2Rに入ると、右をもらい効かされ、追い打ちの右連打でKO負け。格闘技を始める前はダンサーをしていた。30歳。

ローを蹴るホームズ。ヒベイロが距離を詰めるがバックステップ。ホームズタックル。テイクダウンしたがヒベイロすぐに立つ。ケージに押し込むヒベイロ。しかし入れ替えたホームズがダブルアンダーフック。テイクダウン狙い。ヒベイロはケージでこらえる。入れ替えたヒベイロ。離れる。カーフキック。パンチの強打を3連続で入れたヒベイロ。タックル。ケージ際でテイクダウン。ケージを使って立とうとするホームズだが、ヒベイロ上から潰した。背中を向けた所でヒベイロパウンド連打。背中を向けたホームズに強烈なパウンドを打ち込む。ホーン。

1Rヒベイロ。あと数秒あれば止められたかもしれない。

2R。荒いパンチを打ち込んだヒベイロ。そのまま組みに行くが、脇を差したのはホームズ。入れ替えてケージに押し込む。入れ替えて離れるヒベイロ。ジャブの打ち合い。飛び込んだヒベイロが左右のパンチをヒット。打ち込むとタックルに。ケージに押し込まれたホームズが頭を下げたところに膝!ホームズダウン!ヒベイロ上からパウンドを落とす。連打。ホームズ頭を抱えて横を向いてしまい、レフェリー止めた!

ヒベイロUFC初勝利。パンチは鋭くはないが、思い切り良く打ち込んでいき一発の重さもある。かなり荒っぽいが。

ホームズはスタンドでちょっと弱気に見えた。ヒベイロの打撃を警戒しすぎる結果、テイクダウンも簡単に取られていた。

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