UFC288:第7試合・ドリュー・ドーバー vs. マット・フレボラ

ライト級。ドーバー14位。

突如ストライカーとして覚醒したドーバーは、3連続KO勝ちでランキング入りしたものの、イスラム・マカチェフには完敗。ブラッド・リデルにも敗れて連敗となりランク外に落ちたが、そこからまた3連続KO勝ちでランキング復帰している。前戦はボビー・グリーンにパンチのテクニックでは劣っていたが、打たれても打ち返し、一発効かせて逆転KO勝ち。34歳。

フレボラはUFC4勝3敗。メインで防衛戦を行うフェザー級王者スターリングと同じセラロンゴ・ファイトチーム所属。柔術レスリングがバックボーンだが、ここ2戦は1RKO勝ち。前回はMMA無敗・UFC2連勝中のオットマン・アツァイターのパンチを貰い、ケージまで下がった所で左フックでアゴを撃ち抜いての逆転KO勝ち。お隣ニューヨーク出身の32歳。

両者積極的に打撃を打ち合う。フレボラ右ミドル。パンチで出るドーバー。フレボラまたミドル。ドーバーがパンチで出る。ケージを背負うフレボラ。ドーバーの右ハイは空振り。すぐ詰めるドーバー。左ボディ。一瞬動きが止まるフレボラ。出てくるドーバーにジャブを当てた。が、ドーバーの左がヒット。プレスするドーバー。スーパーマンパンチを当てたフレボラだが、すぐにプレスしてケージを背負わせるドーバー。また左ボディ。が、直後にフレボラの右が入ってドーバー仰向けにダウン!パウンドラッシュ!ドーバーしのごうとしていたがパウンド連打がヒットしレフェリーストップ!

ドーバー押し気味の展開から右フック一発で逆転。ドーバーはストップに納得行かない表情を見せたが、パウンドをディフェンスしきれていなかったので止められても仕方ない。

フレボラこれで3試合連続KO勝ち。これでランキング入りが濃厚。ドーバーと同じく、UFCで戦う中でストライカーとして覚醒してきた。試合後にはパディ・ピンブレットに対戦要求。

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