DEEP113:第6試合・北岡悟 vs. 大山釼呑助

ライト級5分3R。

北岡は2000年にプロデビューし23年目・79試合目。2018年の年末で川尻に判定勝ちしてから4年以上勝てなかったが、今年2月に高野優樹からノースサウスチョークで一本勝ちして連敗から脱出。3ヶ月のインターバルでの今年2戦目となる。

大山は38歳だが2013年デビューで10年目。DEEPでは3連勝中で、これが初の3Rマッチとなる。昨年7月にオーストラリアのイベントのメインでMMAデビュー戦となるキックボクサーのエリオット・コンプトン(RIZINの海外PPVの解説も務めている)に1RKO負けして以来の試合。バックボーンはボクシング。

北岡すぐにタックル。ケージに詰めてすぐにアンクルピックで足をすくいテイクダウン。ハーフ。固めながらハーフの足を抜きにかかる。抜きながら首を抱えてギロチンの準備。大山不用意に動けない。ガードに戻そうとする大山。戻せないが首は外れた。下からパンチを入れる大山。北岡も細かいパンチを入れる。ケージに大山の首を押し込みパンチを打ち込む北岡。残り1分。固められたまま動けない大山。ゴング。

2R。北岡のタックル。がぶった大山。さらにタックル。今度は四つ組み。ダブルアンダーフックでケージに押し込んだ。レベルチェンジ。ダブルレッグでテイクダウン。すぐに立った大山だがまたダブルレッグ。テイクダウンの無限ループ。ハーフでまた首をケージに押し込まれた体勢の大山。押さえ込んだまま鉄槌を入れる大山。レフェリーがアクションのコールをすると、上体を起こして肘を入れる北岡。腰を浮かせて足を抜きにかかる。身動きが取れないままの大山。北岡キムラを狙う。時間を見て放した。ゴング。

3R。北岡パンチ連打を打ち込むとタックル。シングルレッグ。そのままケージに押し込むとボディロックからテイクダウン狙い。倒した。すぐパスした北岡。横四方で押さえながら脇腹に膝。左腕を首に巻いていてノースサウスも狙える体勢。腹を殴る北岡。左腕で肘を入れた。大山亀に。北岡ギロチン!タップアウト!

久々のギロチンでの勝利。2016年12月のダロン・クルックシャンク戦以来。

逃げ道を徐々に減らしていき、大山が亀で立つしか選択肢がない状況にさせてから必殺ギロチン。

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