Bellator296:メインイベント・ゲガール・ムサシ vs. ファビアン・エドワーズ

ミドル級5分5R。次期挑戦者決定戦。

UFCからBellatorに転向し、2戦目でタイトルを獲得したムサシ。ハファエル・ロバトJr.に敗れて王座から陥落するが、ロバトJr.が引退し返上したタイトルを当時ウェルター級王者との王座決定戦で再度獲得。ジョン・ソルター、オースチン・ヴァンダーフォード相手に力の差を見せて王座防衛するが、昨年6月のジョニー・エブレン戦ではスタンド・テイクダウンで攻められ、ジャッジ三者が50-45をつける完敗。ここで勝てばまたエブレンとの対戦となるが、本人はこれが最後のタイトル挑戦となると語っている。37歳。

イギリスのエドワーズはキャリア13戦のうち9試合がBellatorで7勝2敗だが、アメリカでの試合は1度のみで、あとはヨーロッパでの試合。セミ前でリマに敗れたスティーニスと、ムサシのタイトル戦で敗れたヴァンダーフォードに敗れ連敗していたが、レジェンドのリョートに1RKO勝ちすると、前戦はランク外のチャーリー・ウォードに判定勝ち。30歳。

両者スタンドで牽制。左を当てたエドワーズ。が、ムサシのローがローブローに。タイムストップ。再開。ロー、ジャブで牽制する両者。詰めるムサシだがエドワーズがパンチ・ミドル。ムサシが詰めると距離を取るエドワーズ。ケージに詰まったがエドワーズのワンツーがヒット。ゴング。

牽制の打撃のみで終わった1R。ヒット数でややエドワーズか。

2R。エドワーズがパンチ・ロー。ムサシは関節蹴りで牽制。エドワーズ出てきた。左をヒット。ムサシのローにエドワーズタックル。テイクダウン。パスを狙うエドワーズ。ムサシケージ際に移動。バックを狙うエドワーズだが、ムサシ前に落とした。上からパウンドを落とすムサシだが、グラウンドの状態で放った膝が顔面にヒットしてしまいタイムストップ。再開。エドワーズの蹴りでスリップしたムサシ。立たせるエドワーズ。・エドワーズがケージに詰めてパンチを入れていく。出るムサシだがエドワーズのパンチをもらった。エドワーズインロー。ゴング。

2Rエドワーズ。ムサシまだエンジンがかかっていないが後が無い。

3R。距離が近くなった。パンチを入れていくエドワーズ。膝。打撃で先手を取るのはエドワーズ。ムサシ出てきたが、打撃を先にヒットさせるのはエドワーズ。左ミドル。パンチから膝。手数で押されているムサシ。詰めていくがエドワーズのジャブ・インローをもらう。ケージまで詰めたがエドワーズが飛び込んでワンツーをヒット。右から左ボディ。ゴング。

3Rエドワーズ。ムサシはフィニッシュが必要に。

4R。エドワーズがパンチをヒットさせていく展開。ワンツーがヒット。ムサシペースを変えないが、変えられないのか。エドワーズインロー。カーフ。ムサシケージに詰めるとタックル。ダブルレッグでテイクダウン。一気にマウント。パウンド。亀になったエドワーズ。立ったエドワーズ。スタンドバックに。ケージ際で正対したエドワーズ。離れた。ちょっと疲れが見えるムサシ。前蹴りを入れるがエドワーズのミドルもヒット。詰めるムサシ。エドワーズがケージを背負った所でパンチからタックル。しかし受け止めたエドワーズが入れ替える。残り15秒で投げてテイクダウンしたエドワーズ。ゴング。

4Rもエドワーズ。

5R。ミドルを入れたムサシ。エドワーズはムサシが入ってきたところにパンチを入れる。パンチを打ち込んだがエドワーズが組んでボディロック。投げて膝をつかせると足をフックして四の字バック。ムサシ背負って立とうとするが、エドワーズ一度降りると足をフックし直す。動けないムサシ。チョークはディフェンスしているが、フィニッシュが必要なのはムサシの方。抜け出せないままタイムアップ。

三者49-46でエドワーズ勝利。

ムサシに入ったのは4Rか。いずれにせよパンチをヒットさせ続けて完勝。9月23日のダブリン大会で、王者ジョニー・エブレンへの挑戦が決定。

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