UFC on ABC4:第5試合・カール・ウィリアムズ vs. チェイス・シャーマン

ヘビー級。

ATTのウィリアムズは今年3月にUFCデビュー。デビュー戦は、UFC0勝1敗のルーカス・プジェスキーに途中ガス欠となる泥試合の末に判定勝ち。レスリングがバックボーンでオリンピックも目指していた。初戦は正直かなりレベルが低い内容。先月のUFC287で、直前で欠場したクリス・バーネットに代わり、緊急出場でシャーマンと対戦することになったが、試合当日にシャーマンが体調不良となったため、今回にスライドされた。一昨年、31歳でプロMMAデビューし、2年でUFCとの契約を果たした33歳。

シャーマンはUFCから3度もリリースされている。前回リリースされた際には、4日後に欠場選手が出て、代役として再契約を果たしたラッキーボーイ。が、UFC戦績4勝10敗は、10戦以上している選手の中では最低勝率。UFCの中でレベルの低いヘビー級の中でも底辺クラスの実力。16勝のうち、一本勝ちがなく、15試合がKO。33歳。

右を打ち込むウィリアムズ。シャーマンもジャブを入れる。ウィリアムズタックル。ケージに押し込んだが、右を打ち込み離れた。ウィリアムズまたタックル。ケージ際で倒されたが、押さえ込まれる前に立つ。ウィリアムズケージに押し込むが、シャーマン引き剥がし膝。離れた。ワンツーを入れたシャーマン。カーフ。ウイリアムズワンツー。シャーマンワンツーからカーフ。ウィリアムズもコンボを返した。ウィリアムズまたワンツー。飛び込んだウィリアムズにカウンターを入れたシャーマンだが、ウィリアムズレッグダイブでテイクダウン。ハーフ。残り1分。ウィリアムズ肘・パウンド。シャーマン打たれている。残りわずかで背中を向けて立つシャーマンにパンチを入れるウィリアムズ。ホーン。

1Rウィリアムズ。

2R。ジャブを当てるウィリアムズ。前蹴り。ワンツーをヒットさせたがシャーマンも右を返した。ウィリアムズパンチから組んでケージに押し込む。差し返すシャーマン。ウィリアムズ離れた。ウィリアムズのジャブがヒット。またジャブ。シャーマンのカーフで足が流れたウィリアムズ。効いてる。またカーフ。下がるウィリアムズ。シャーマンまたカーフ。ウィリアムズパンチで飛び込む。タックルへ。シングルレッグ。ケージでこらえるシャーマン。引き剥がした。ケージを背負ったウィリアムズ。前に出てテンカオを放ったがローブローとなりタイムストップ。減点なしで再開。2R残り30秒。シャーマンがパンチで出る。ウィリアムズ距離を取りホーン。

2Rはカーフのダメージでシャーマン。

3R。シャーマンまたカーフ。ウィリアムズもパンチを出しているが下がり気味。左を当てるウィリアムズ。ウィリアムズタックル。切られた。シャーマンが出ていく。下がりながらパンチを入れたウィリアムズ。左がヒット。出ていくシャーマンに左がまたヒット。また左。また左。ことごとくもらっているシャーマンだが、下がらない。カーフ。効いて背中を向けたウィリアムズにパンチを入れる。ウィリアムズタックル。シングルレッグ。ケージでこらえたシャーマンがブラウン肘を入れる。しつこくタックルにいくウィリアムズだが切られた。出ていくシャーマンに左がヒット。が、下がらないシャーマン。またカーフ。前蹴り。ウィリアムズタックル。切られた。詰めるシャーマン。ウィリアムズ下がりながらもジャブをヒットさせている。しかし効いていない。シャーマンのカーフ。残り1分。出てくるシャーマンにジャブを入れ続ける。ウィリアムズのタックルを切って膝を入れたシャーマン。またカーフ。残りわずかでケージに押し込むシャーマン。タイムアップ。

3Rはヒット数は五分だが、効いた素振りが見えなかったウィリアムズのジャブと、ダメージがありそうだったシャーマンのカーフのどちらが評価されるか。

30-27×2、29-28の3-0でウィリアムズ勝利。

シャーマンのカーフキックは効いているように見えたが、2者はフルマークで評価せず。

ウィリアムズは前回に比べれば露骨なガス欠もなく、悪くなかった。しかしジャブがヒットする割には効かせる場面はなし。

シャーマンもジャブをもらっても引かず、カーフキックは完全に効かせていたが、ジャッジに評価させてもらえず。再契約から4戦で1勝3敗で2連敗となり、3度目のリリースかもしれない。

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