【Shooto2020#03&06】大阪で川名✖キャプテン=ライト級王座決定戦。29日には内藤太尊✖野瀬翔平も

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Kawana【写真】川名が1年5カ月振りのファイトで王座決定戦、キャプテン☆アフリカと対戦(C)SUSUMU NAGAO/SUSTAIN

17日(火)、Sustainより6月28日(日)に大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪第二競技場で開催されるプロ修斗公式戦の対戦カードが発表されている。

恒例となった6月のサステイン大阪興行、その第一弾のカード発表で明らかとなったのはライト級世界王座決定戦、川名雄生✖キャプテン☆アフリカの一戦だ。


松本光史の王座返上に伴い、川名とキャプテン☆アフリカの間で新王者が決まる。川名は環太平洋王者で2018年にはPFLに参戦し、これが昨年1月に岡野裕城を破って以来1年5カ月ぶりの実戦となる。

対するキャプテン☆アフリカは柔道出身、グラップリングでも強さを発揮しQuintetの常連でもある。その一方で修斗でも昨年11月にABに殴り勝つなど連勝中で、ランク2位として1位の川名を地元で迎え撃つ。

また29日(日)の後楽園ホール大会では、女子スーパーアトム級王座決定戦トーナメントに出場予定だったイ・イェジが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、入国制限を受け欠場に。代わって中村未来が杉本恵と対戦することも16日(月)に明らかとなっていた。

さらに同大会ではフェザー級で2回戦ながら内藤太尊✖野瀬翔平という注目カードも組まれている。野瀬は福岡の柔道エリートだった高校時代に首の骨を折るという瀕死の重傷から、奇跡の生還を遂げMMAへ。弘中邦佳の下でしっかりと柔術の基礎を学びながら2017年にアマ修斗全日本フェザー級で優勝、デビュー戦が後楽園ホールで組まれたが緊張し過ぎで本来の動きができずドロースタートに。

その後は闘裸男で3勝1分──ONE Japan Seriesでも高城光弘との修斗✖パンクラス新鋭対決で競り勝ち──昨年11月には岡田剛に勝利して今回の内藤戦にこぎつけた。対する内藤は修斗&ハワイのX-1で悪夢の4連敗を喫したものの、ここから2勝1敗と盛り返している。

昨年3月の工藤諒司では判定負けを喫したが粘り強さを見せ、7月には青井じんから逆転TKO勝ちを収めている内藤は再浮上を確かなものにするためにも、23歳の野瀬に負けることはできない。対する野瀬も若いといっても23歳、与えられた試合で結果を残す以上の期待感を周囲に見せる必要がある戦いといえる。いずれにせよ、2回戦ではもったいない内藤✖野瀬のマッチアップだ。

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