マッケンジー・ダーン 1.59
アンジェラ・ヒル 2.45
エドメン・シャバージアン 2.85
アンソニー・ヘルナンデス 1.47
エミリー・デュコテ 2.35
ルーピー・ゴディネス 1.65
アンドレ・フィアリョ 2.90
ホアキン・バックリー 1.44
ディエゴ・フェレイラ 1.65
マイケル・ジョンソン 2.35
マハシャテ 2.40
ヴィチェスラフ・ボルシェフ 1.61
カロリーナ・コバルケビッチ 1.77
バネッサ・デモポロス 2.10
オリオン・コシ 1.83
ギルバート・ウルビナ 2.00
イリル・ラティフィ 2.70
ホドリゴ・ナシメント 1.50
チェイス・フーパー 2.10
ニック・フィオーレ 1.77
ナタリア・シウバ 1.11
ビクトリア・レオナルド 7.25
佐藤天 1.91
テンバ・ゴリンボ 1.91
メインは女子バンタム級2位ラケル・ペニントン vs. 5位アイリーン・アルダナが組まれていたが、来月のUFC289でアマンダ・ヌネスと3連戦を行う予定だったジュリアナ・ペーニャが欠場となり、アルダナが代役でヌネスに挑戦、ペニントンはバックアップファイターとして待機することになり消滅。替わって、先週のイベントで組まれていた女子ストロー級のダーン vs. ヒルが1週間スライドでメインに据えられた。最近多いパターン。他の試合はノーランカーばかりなので、さすがにメインに昇格はできなかったか。
ダーンは柔術世界王者で、UFC女子ファイターではもっとも柔術を武器として使っている選手。一本勝ち4回は女子ストロー級最多。ランキングも一時はトップ5まで入ったがそこで足踏みしている。テイクダウンがそこまで強くなく、打撃も以前よりは成長したとはいえ、上位ランカーには撃ち負けるので、グラウンドに持ち込めずジリ貧のまま判定負けするのが負けパターン。1度でもテイクダウンを奪えれば、グラウンドでは圧倒するのだが、相手が極められないことに専念してしまうと、一本を取るのは難しい。
ヒルはランキング14位。この試合が23戦目で、ジェシカ・アンドラジと並んで女子の最多試合数となる。ただし負け数12もまた最多。ランキングはトップ10入りしたことはない。ムエタイがバックボーンのストライカーだが、組技も成長は見せている。女子最軽量級のため、倒すパンチはなく、9勝のうちKOは2回、一本勝ちはなし。
典型的な寝業師 vs. ストライカーの試合。序盤でダーンがテイクダウンから決定的なポジションを取ってフィニッシュするか、テイクダウンできずにジリ貧になっていくかのどちらか。
ダーン一本勝ち。
佐藤天はUFCとの再契約後2連敗中で崖っぷち。初戦は急遽決まった元ランカーのグンナー・ネルソン相手にテイクダウン→バックを取られると抜け出せないまま、まったく盛り上がりのない内容での判定負け。2戦目はミドル級から落としてきたTUFウィナーのブライアン・バトル相手に、序盤にハイキックをもらって44秒でKO負け。次の試合でバトルがあっさりと判定負けしてしまっているのも厳しい。
相手はジンバブエ出身のゴリンボ。ゴリンボは2月のUFCデビュー戦で、0勝2敗のA.J.フレッチャー相手にタックルからいいポジションを取るものの、そこからの攻めが雑で逃げられたりポジションを返されたりして、最後はタックルにギロチンを合わせられて完敗。ただ、寝技が得意で、テイクダウンからポジションを取る力はあるかもしれない。初戦は寝技での攻めが雑だったために落としたが、手堅くポジションキープを狙ってくるようだと厄介かもしれない。
佐藤は絶対に勝たなければいけない試合。オッズは全くの五分。
佐藤天の出場する第1試合は21日朝5時開始。速報します。