UFC on ESPN+81:第9試合・アンドレ・フィアリョ vs. ホアキン・バックリー

ウェルター級。

ポルトガルのフィアリョは昨年1月にUFCデビューすると、4~6月までに3試合連続出場し、1年で5試合するUFC最多タイの記録を作ったものの、現在2連続KO負け。父から学んだボクシングがバックボーンで、パンチが重く、16勝中13のKO勝ちがある。UFC2勝3敗の29歳。

バックリーはミドル級から落としてからの初戦となる。ジャンピングソバットでのKO勝ちで一気に知名度を上げ、UFC5勝のうち4KOで、すべてパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞している。身長173cmはミドル級最小(ウェルター級でも最小)であり、体格差に苦しんでいたため、今回からローカル時代のウェルターに落とす。一方、リーチは193cmもある。前戦はミドル級ランキング15位のクリス・カーティスと対戦したが、2Rにパンチを貰ってラッシュされKO負け。UFC5勝4敗の29歳。

両者見合い。飛び込んだバックリー。距離を取るフィアリョ。また飛び込んでワンツー。バックスピンキックは空振り。また飛び込んだバックリー。バックステップしてかわすフィアリョ。飛び込んでパンチを繰り返すバックリーだが、フィアリョの右がヒット。フィアリョようやく手が出てきた。右ミドルがヒット。バックリー飛び膝から右フック。フィアリョの右に合わせてタックルに入ったバックリー。テイクダウン。しかしすぐに抜け出して立ったフィアリョ。残り1分。バックリータックル。また倒した。すぐにケージを使って立つフィアリョ。四つからまた投げた。フィアリョすぐ立つがホーン。

1Rバックリー。

2R。出てきたフィアリョ。右がヒット。ジャブから右ミドル。バックリー飛び込んで左。序盤は出ていたフィアリョだが、また出られず手が出ない展開に。飛び込むバックリーに右フックを引っ掛けるフィアリョ。ワンツーを入れたバックリーだが、フィアリョもワンツーを返した。バックリー飛び込みで頭が当たりタイムストップ。再開直後、バックリーの左ハイでフィアリョ仰向けにダウン!一発KO!

レフェリーしっかり分けて入らずバックリーがKO後にパウンドを入れてしまう。ダメ押しだが、ちゃんと分けないレフェリーが悪い。

ウェルター級に落としてもKOできる打撃は健在のバックリー。もともとミドルでは大きな減量はしていなかったとのことで、こちらが適正階級か。

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