UFC on ESPN+81:第4試合・イリル・ラティフィ vs. ホドリゴ・ナシメント

ヘビー級。

スウェーデンのラティフィは、もともとは地元スウェーデン大会のメインに出場予定だった同門のアレクサンダー・グスタフソンの代役としてUFC契約した選手。それでも丸10年生き残っている。2020年からヘビー級に上げ、初戦はデリック・ルイスに判定負けしたが、そこから2連勝。レスリンスウェーデン王者で、ここ2試合はテイクダウンから固めての勝利。身長はライトヘビー級でも最小の178cm(ヘビー級では175cmのクリス・バーネットが最小)。UFC9勝6敗の40歳。

ナシメントはローカル~コンテンダーシリーズまで全勝全フィニッシュで勝ち上がったが、クリス・ドーカスにはスタンドでパンチをもらって45秒でKO負けでMMA初黒星。その後、アラン・ナシメントには2RKO→禁止薬物検出でノーコンテスト、前戦はタナー・ボーザーをテイクダウンから固めて、キャリア初の判定となったがスプリット判定勝ち。UFC2勝1敗1NCの30歳。

ナシメントが詰めていく。ラティフィ頭から突っ込んでパンチを打ち返すが、プレスされケージ際をサークリング。タックルに入るラティフィだが切られる。ナシメントがジャブをヒット。またケージを背負うラティフィ。カーフを一発入れたラティフィ。ナシメントプレスはしているが手が出ていない。ジャブを一発当てた。が、間合いの外で待ち構えている。ラティフィまたカーフ。カーフを連打するラティフィ。ナシメントカットしていない。カーフにパンチを合わせようとするナシメント。ミドルを入れたナシメント。ラティフィまたカーフ。詰めたが見ているナシメント。先に手を出すラティフィ。そこにナシメントも打撃を返していくが。ホーン。

1Rややナシメント。しかし手数にはそこまで差がない。

2R。またプレスするナシメント。ラティフィカーフ。プレスするがやはり様子見のナシメント。ジャブ。ラティフィも手数が少なく、見合いが続く。ラティフィカーフ。ナシメントはジャブ。ナシメントが飛び込むタイミングでラティフィタックル。テイクダウン。起き上がろうとするナシメントにボディロックして寝かせた。密着したままパウンド。ナシメントクローズドガード。立つ動きもない。細かいパウンドを入れ続けるラティフィ。ホーン。

2Rラティフィ。

3R。プレスを強めたナシメント。ラティフィのタックルにアッパーを合わせた。ジャブ。手数も増えつつある。ラティフィまたカーフ。ラティフィが飛び込んでジャブを入れたが、ナシメントがジャブを打ち返すともらって下がる。ちょっと効いたか。ナシメント詰める。ラティフィが出るとすぐにバックステップしてタックル警戒。細かいパンチを入れていく。ラティフィタックル。切ったナシメント。そこからさらにタックルに入るラティフィ。ケージに押し込んだが、ナシメントのショーツを掴んでおりレフェリーから注意を受けブレイク。ラティフィまたタックル。ドライブしてバックに回った。膝を着いたナシメント。が、ケージで立ち上がり正対したナシメント。ケージを背負ってこらえているナシメント。残り30秒。どちらも決定的なポイントがない。離れた。出ていくラティフィに右をヒット。パンチを打ち込むラティフィ。タイムアップ。

29-28、28-29、29-28のスプリットでナシメント勝利。

正直、どちらが勝ってもランキングには影響無さそうなレベル。

割れたのは3R。

mmadecisions.com

メディアのジャッジはほぼ29-28ナシメント。

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