Road To UFCシーズン2エピソード2:第3試合・イーブーゲラ vs. 神田コウヤ

フェザー級トーナメント一回戦。

中国のイーブーゲラは33歳で22勝11敗1分け1NC。ほぼ中国国内のみのキャリアだが、近年はファイトパスで中継されているJCKを主戦場としており、比較的実力が明らか。現在6連勝中。

DEEPフェザー級暫定王者神田は代役でRIZINに出場し関鉄矢に2RKO負けしたが、そこから連勝し、21年12月に牛久の王座に挑戦。接戦だったが4-1の判定負けで王座獲得ならず。そこから青井人、中村大介に連勝し、今年2月に五明宏人に勝利して暫定王座を獲得。180cmの長身で、レスリングがバックボーンだが、長いリーチからの打撃や組んでからの肘が武器。

神田いきなりタックル。ケージに押し込むと肘を一発入れた。イーブーゲラ入れ替えるが、背中でクラッチする神田。外掛けテイクダウンを狙う神田だが、イーブーゲラこらえた。レフェリーブレイク。神田のハイをキャッチして倒したイーブーゲラだが、押さえ込まずパンチを入れる。神田立った。またタックル。今度は切れずに下になったイーブーゲラ。下からしがみつくイーブーゲラ。引き剥がした神田。上からパウンド。ハーフにした神田。イーブーゲラ立ち上がり離れた。スタンド。タックルに膝を合わせたイーブーゲラだが、神田そのまま組み付いて押し込む。ダブルアンダーフック。残り1分。ケージにもたれてこらえるイーブーゲラ。肘を入れて離れた神田。パンチで出た神田。残り10秒は両者出ていかない。ホーン。

1R神田。

2R。神田タックル。イーブーゲラバックステップしてかわした。イーブーゲラがミドル。神田もらったがタックルへ。掴ませないイーブーゲラ。神田またタックル。しかしイーブーゲラはクマせず離れる。神田ワンツー。神田またワンツー。イーブーゲラはタックル警戒だが打撃の手数が減っている。神田が打撃で先手を取る展開。右ハイ。プレスする神田だが、イーブーゲラの左をもらった。神田ワンツー。カーフ。イーブーゲラのジャブがヒット。神田も左を当てた。タックル。が、切られて左をもらった。噛んだも左を当てる。イーブーゲラが飛び込むタイミングでタックルに入ったが切られた。神田タックル。足首を掴んで倒した。イーブーゲラがケージで立つ。ホーン。

2Rはタックルを切られる展開が続いたが、イーブーゲラの手数が減った分、神田のラウンド。

3R。神田タックル。切られてパンチを貰ったが、すぐに打ち返す神田。神田またタックル。切られてパンチを貰う。イーブーゲラの左をもらいバランスを崩した神田。詰めた神田が組みに行くが、逆に両脇を差された。差し返すがイーブーゲラ離れる。両者疲れが見える。パンチで体が流れ気味。詰めた神田がパンチを入れるが、イーブーゲラも打ち返しヒット。神田タックル。四つに組んだが引き剥がされる。神田のワンツーがヒット。右が入ったがイーブーゲラの右ももらう。両者ふらついてきた。神田が前に出ていく。イーブーゲラの蹴りをキャッチしてこかした。しかし立たれる。残り1分。両者疲れているが手を出していく神田。積極的に手を出している。イーブーゲラは打ち終わりに打ち返している。逆にタックル。切った神田。ふらふらになりながら手を出していくイーブーゲラ。タイムアップ。

ファイトパスの水垣解説では、2R・3Rに前に出た神田がパンチを貰って首がのけぞる場面が何度かあったのが不利に見られるかもしれないとのことだったがどうか。

30-27×2、29-28の3-0で神田勝利。

勝ったがいつもの神田ではなかった。無理にタックルに行き切られる展開が続き、パンチを貰って危ない場面もあった。この後のメインで行われるリー・カイウェン vs. ルー・カイの勝者と準決勝で対戦する。

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