Road To UFCシーズン2:準決勝組み合わせ/総評

準決勝組み合わせ。

フライ級:
鶴屋怜(日本) vs. マーク・クリマコ(アメリカ)
ジー・ニウシュイエ(中国) vs. チェ・ソングク(韓国)

バンタム級
シャオ・ロン(中国) vs. 上久保周哉(日本)
ダーエミィスウ・ザウパースー(中国) vs. イ・チャンホ(韓国)

フェザー級
イー・ジャー(中国) vs. キム・サンウォン(韓国)
神田コウヤ(日本) vs. リー・カイウェン(中国)

ライト級:
キム・サンウク(韓国) vs. ロン・チュー(中国)
原口伸(日本) vs. バテボラティ・バハテボラ(中国)

Road to UFC・一回戦の国別勝敗数。ワンマッチと中国人対決2試合は除外(括弧内は昨年の成績・不戦勝除く。クリマコはフィリピン勢としてカウント)。

中国:5-2(3-4)
日本:4-3(4-3)
韓国:4-3(5-1)
フィリピン:1-0(0-1)
インドネシア:0-4(1-4)
インド:0-2(0-1)

成績を見ても地元開催となった中国勢の躍進が目立つ。日本勢の4勝のうち2勝は中国人ファイターとの対戦だったが、いずれも判定を聞くまでどちらが勝ったかわからない接戦だった。昨年もだったが、出場者のレベルの差が大きい。特に、来年があるならインドネシア勢は枠を減らしてほしい。

優勝候補の一角の鶴屋と原口は、相手がインドネシア勢ということもあって圧勝するのはわかっていた。実質、次からが本当の勝負。鶴屋はUFCと契約してから下積みがなくてもいいように、全試合圧倒して優勝してほしい。原口はここから先は体格差の不利がある中で戦っていく必要がある。神田の準決勝は今大会の台風の目・リー・カイウェンとの対戦で、一番の山場。上久保は野瀬を破ったシャオ・ロンとの対戦。一回戦のジェライスーよりはテイクダウンディフェンスが強くはないだろうし、まだ戦いやすいか。

昨年のように、決勝まで行けば負けても契約できる可能性がある(準優勝4人中2人が契約)。全員、準決勝が一番の勝負どころとなる。

タイトルとURLをコピーしました