UFC on ESPN46:第10試合・ティム・エリオット vs. ビクトル・アルタミラノ

フライ級。エリオット11位。

エリオットはフライ級ではタイソン・ナム39歳に次ぐ年長の36歳。一度リリースされていて、UFC戦績は7勝10敗と負け越し(再契約後は5勝6敗だが、TUF優勝によってDJに挑戦し敗れた試合も含まれている)。昨年アルバジ戦が組まれていたが欠場し、1年3ヶ月ぶりの試合。ギロチン等の首系サブミッションが得意。どんな相手との対戦も拒否しないとのことだが、DJ戦以降の10試合のうち9試合はランキングで下位か、ランク外の相手の挑戦を受ける試合となっている。

メキシコのアルタミラノはUFC2勝1敗で、ランカー初挑戦。同じくUFCで3戦している平良が3連勝なのに次もノーランカーとの対戦なので釈然としないが、層が薄いフライ級ではこれくらいの戦績でもランカーへの挑戦権が得られる。UFCデビュー戦でスプリット判定負けの後、ダニエル・ラセルダにはダウンを奪われた後にパウンドで逆転KO勝ち、ヴィニシウス・サルバドールには、サルヴァドールの雑な攻めを凌いでの判定勝ち。32歳。

いきなり蹴りで突っ込むアルタミラノだが、エリオットが足をキャッチしてテイクダウン。ハーフから鉄槌を入れる。押さえ込んだ。ガードに戻したアルタミラノ。エリオット自ら立った。アルタミラノのローをキャッチしてまたテイクダウン。また下から仕掛けようとするアルタミラノだが、エリオットインサイドから鉄槌。アルタミラノの下からの仕掛けは読んでいるエリオット。上から常にパウンドを入れ続ける。腕十字。読んでいてディフェンスするエリオット。残り1分。パウンドを入れ続けるエリオット。アルタミラノは立つ動きなし。ホーン。

1Rエリオット。

2R。パンチから組み付いたアルタミラノだが、エリオットスクランブルで上を取る。ハーフで押さえ込むと肘。ガードに戻したアルタミラノだが、がぶりから立ち際に膝。しかし離れたところで左ハイがヒット。エリオット組み付くと引き込み。上になったアルタミラノ。パスしてがぶるがエリオット立ってスタンドに。パンチで飛び込むエリオット。アルタミラノがタックルに入ると首を抱えた。離れる。パンチで飛び込むエリオット。頭を下げたアルタミラノを押し倒して上に。バックに回る。ガードに戻したアルタミラノだが残り1分。また下から仕掛けようとしたアルタミラノだが防いでいるエリオット。ホーン。

2Rエリオット。

3R。ステップしながらジャブを放つエリオット。パンチで飛び込んだ。アルタミラノはハイ。アルタミラノのバックスピンキックからのハイをかいくぐってテイクダウン。インサイドからパウンド。腕十字を仕掛けるアルタミラノだが読まれている。ケージを使って立つアルタミラノ。アルタミラノ左ハイ。エリオットはパンチで飛び込み膝。パンチ連打で飛び込んだアルタミラノだが、エリオットのタックルで倒される。下からの三角を察知して外すエリオット。最後はインサイドからパウンドラッシュ。タイムアップ。

判定30-27×2、29-28の3-0でエリオット勝利。

アルタミラノはガードからの攻めが読まれていて通用せず。

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