UFC on ESPN46:第8試合・アブバカル・ヌルマゴメドフ vs. エリゼウ・ドス・サントス

ウェルター級。

ヌルマゴ一族の劣等生・アブバカル。ハビブのいとこだが、UFCデビュー戦はテイクダウン後に三角に捕まって一本負け。その後2連勝しているが、テイクダウンしからの押さえ込みではハビブほどの圧倒感はなく、2勝ともスッキリしない勝利。33歳。

エリゼウカポエイラことエリゼウドス・サントスはUFC9勝3敗。一時は7連勝してランキングにも入っていた。しかし昨年3月のUSADAの抜き打ち検査で禁止薬物の陽性反応が出て1年の出場停止。今回が処分明けの再起戦で、約1年半ぶりの試合となる。ニックネーム通りのカポエイラのキャリアがあり、トリッキーな蹴り技を見せるが、柔術も黒帯。36歳。

右をヒットさせたヌルマゴがパンチを打ち込み出るとケージに押し込む。脇を差し替えしたエリゼウ。押し返したが、ヌルマゴまたケージに押し込む。膝の打ち合い。離れたがすぐまた組み付いて押し込むヌルマゴ。肘。ダブルレッグへ。腕を一本差し返してこらえているエリゼウ。押し込んでいるヌルマゴだが展開がなくブレイクがかかる。蹴りを入れるエリゼウ。ミドル。右ハイ。ヌルマゴタックル。引き剥がしてパンチを入れるエリゼウ。また右ミドル。組めないヌルマゴ。前蹴りを入れる。ヌルマゴのローをキャッチしたエリゼウだがホーン。

1Rエリゼウ

2R。組もうとしたヌルマゴに右を打ち込んだエリゼウ。四つに組んだヌルマゴだが引きはがすエリゼウ。カーフキック。エリゼウのニータップをかわしたヌルマゴが逆にスタンドバックへ。クラッチを切ろうとするエリゼウだが、ヌルマゴバックキープ。しかしエリゼウ正対した。膝・肘を入れて離れる。ワンツーを入れるエリゼウ。組んできたヌルマゴに首相撲から膝。残り1分。ケージに押し込みタックルに入るヌルマゴだが、こらえるエリゼウ。残り15秒で支え吊り込み足でテイクダウンしたヌルマゴだが時間がない。パウンドを入れるがホーン。

2Rエリゼウ

3R。エリゼウ飛び膝。カーフキック。またカーフ。効いてる。パンチから四つになったヌルマゴ。ケージに押し込んだが引き剥がされる。エリゼウ逆にタックル。切ったヌルマゴがテイクダウンを狙ったが切った。ヌルマゴのローに右フックを合わせたエリゼウ。ヒットしヌルマゴ後退。ヌルマゴタックル。切ったエリゼウだが、すぐにバックに回る。しかし切られた。エリゼウ首相撲から膝。またタックル。切られた。アリゼウ首を抱えて膝を入れるとアナコンダチョークの体勢。が、外れてヌルマゴがバックに付く。残り1分。腕を掴んでチョークを防ぐエリゼウ。降りて正対。ヌルマゴタックルに。スタンドバックを切ってパンチを入れたエリゼウ。ホーン後に膝を入れたエリゼウに対し、ヌルマゴ張り手。しかしその後に健闘を称え合う。

29-28ヌルマゴ、29-28エリゼウ、29-28エリゼウ。スプリットでエリゼウ勝利。

3Rエリゼウ、1Rと2Rは割れていて、29-28エリゼウのジャッジも1R支持と2R支持で割れている。

メディアのジャッジは29-28ヌルマゴも少しいる。

http://mmadecisions.com/decision/14040/Elizeu-Zaleski-dos-Santos-vs-Abubakar-Nurmagomedov

 

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