UFC on ESPN46:第1試合・フィリペ・リンス vs. マキシム・グリシン

ライトヘビー級。

元PFL対決。ブラジルのリンスは2018年にヘビー級トーナメントを制し100万ドル獲得。翌年はケガで欠場すると、2020年からUFC参戦。が、アルロフスキーとタナー・ボーザーというランク外の選手に2連敗。3戦目からはライトヘビーに落とすと、マルチン・プラフニオ、オヴァンス・サン・プレーに2連勝中。37歳。

ロシアのグリシンはリンスと同じ2018年にPFLに出場しているが、こちらは当初からライトヘビーでの出場。予選で2連勝したが、決勝トーナメント初戦でドロー敗退(ドローの場合、1Rを取った方が勝ち上がるルール)。2019年もPFLに出場し、同じく予選リーグは2連勝したが、またも決勝トーナメント初戦でドロー敗退。2020年からUFCに参戦。代役出場だった初戦はヘビー級で判定負け、その後はライトヘビーで2勝1敗(が、そのうち2試合は自身と相手が計量失敗してキャッチウェイトになっている)。かつてはヒョードルらが所属していたレッドデビル・スポーツクラブでトレーニングしていた。39歳。

リンスの右オーバーハンドがヒット。組んでケージに押し込む。離れた。リンスカーフキック。詰めるグリシンもカーフを入れる。飛び込んでパンチを打ち込むリンスだが、グリシンが組み止めてケージに押し込む。足踏み。離れた。リンスがパンチを放つがまた四つに組んだグリシン。リンスがパンチラッシュ。ケージに詰めて連打を打ち込む。腕でブロッキングするグリシン。リンス組んで押し込み。離れた。グリシンの右ハイはブロック。ケージに詰めたリンスだが、グリシンバック肘。ヒットしたが構わずパンチを連打するリンス。ホーン。

1Rリンス。

2R。リンスがパンチで攻める。グリシンスウェーでかわすが、リンス組んでケージに押し込み。リンスダブルレッグ。担ぎ上げてテイクダウンを狙う。グリシンが手をついたところで背中に乗ろうとしたが乗れず。スタンドバックになるがグリシンキムラを狙う。リンステイクダウンを狙ったが倒せず。グリシンの肘がヒット。リンス下がった。追うグリシン。パンチを放つがリンスも打ち返しヒット。グリシン右ミドル。そこから組み付くが、リンスがボディロックしテイクダウン狙い。倒せないがスタンドバックに。クラッチを切ったグリシンが正対。リンス押し込むが、グリシンが押し返し離れる。残り1分。詰めるグリシン。パンチを入れるがリンスも打ち返す。ホーン。

2R手数は五分、組みでテイクダウンを取りかけたリンスの可能性もあるが微妙。

3R。リンスのパンチ連打にグリシンは肘を返す。グリシン組み付いたが、リンスがケージに押し込む。離れたリンス。パンチを打ち込むとすぐに組むグリシン。リンスケージに押し込む。ダブルレッグへ。グリシンブラウン肘で抵抗。肘を入れたグリシンだが、リンスがパンチのラッシュ。かわすグリシンだがまた組んだリンス。四つでクラッチしてケージに押し込む。ボディに膝。ダブルレッグを狙うがディフェンスするグリシン。入れ替えて離れる。出ていくグリシン。ケージに詰めてミドル。今度はグリシンがタックルに入るが、受け止めてケージに押し込むリンス。残り1分。リンステイクダウン狙い。こらえるグリシンだが時間が過ぎていく。スイッチから逆にテイクダウンを狙ったグリシンだがタイムアップ。

30-27、29-28×2の3-0でリンス勝利。

リンスはライトヘビーに落としてから3連勝。

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