UFC289:ポストファイトボーナス/総評

ファイト・オブ・ザ・ナイト:マルク・アンドレ・バリオー vs. エリク・アンダース

パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト:チャールズ・オリベイラ、マイク・マロット、スティーブン・エルセグ

通常2人のパフォーマンス・オブ・ザ・ナイトが3人なのに加え、エルセグは判定勝ちでの受賞というのが異例。

メインはアルダナがもうちょっと勝負に行くと思っていたが、序盤から気持ちで押される展開で、4Rになってようやくパンチをヒットさせていくものの、ヌネスが冷静にテイクダウン狙いに切り替え全局面で完勝。残念ながらミスマッチというしかなかった。

試合後に引退を表明。本来対戦予定だったペーニャとの対戦も今さらで、正直もう相手がいないし、モチベーションも上がらないだろう。女子フェザーに至っては挑戦者も現れない状況。衰えて落ちて行ってから辞めるより、絶頂期での引退の方がいいかもしれない。未だにホルムがトップランカーというくらい停滞している女子バンタム級戦線も、ヌネス引退で動きが出てくるのではないか。すぐに王座決定戦を組んだら、またホルムが勝ちそうな気もするが。

セミオリベイラが完勝。序盤オリベイラが引き込んだ時、ダリウシュがガードの中からパウンドで攻めていった時には、オリベイラにとって厳しい試合になると思ったが、直後に終わらせた。パンチを効かされた状態のダリウシュがタックルで凌ごうとしていたが、オリベイラの場合はそこで休ませてもらえない。次期挑戦者になるかは来月のポイエー vs. ゲイジーの内容次第だが。

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