PFL2023#5:第3試合・オレナ・コレスニク vs. 東よう子

女子フェザー級リーグ戦。コレスニク2点(5位)、東0点(9位)。

ウクライナのコレスニクは、昨年は予選2連勝で4位で決勝トーナメントに進出したものの、トーナメント初戦でラリッサ・パチェコに1RKO負け。今年のリーグ戦1戦目は、体重オーバーがあったものの、元UFCのプロスペクト・アスペン・ラッドに判定勝ち。が、体重オーバーのペナルティでリーグ戦のポイントは1点減点されている。33歳。

DEEP JEWELS王者の東は、リーグ戦1戦目でモフナトキナ相手にほぼ何もできないまま、パウンドを打たれて2RKO負け。初の海外でアウェイでの試合ということで飲まれてしまっていたというが、今回は試合前にATTアトランタで3週間近く追い込みをして、試合に備えてきた。37歳。

コレスニクがじわじわ詰めてくる。東ステップしてサークリングしつつジャブを放つ。飛び込んでパンチを入れた東。離れる。また飛び込んだが今度はタックル。止められ離れる。右を入れた東。コレスニク打ち返す。また距離を取りサークリングする東。詰めてきたコレスニクに四つで組んで両脇を差した東。ケージでこらえるコレスニク。離れ際に膝を入れた東。コレスニクがパンチで出ると東また組み付いた。四つでクラッチ。ケージでこらえるコレスニク。入れ替える。離れ際にボディに膝を入れたコレスニク。残り30秒。コレスニクがパンチを入れるとまた四つに組んだ東。ケージでこらえるコレスニク。また離れ際に膝を入れた。東ワンツーを放つ。ゴング。

1Rコレスニク。

2R。東ステップして飛び込んで右を放つが、間合いが遠くヒットせず。コレスニクじわじわ詰める。ケージに詰まった東。汲みに来たところにパンチを入れたコレスニク。距離を取る東だが、チャンスと見たコレスニクがダッシュで追い掛ける。組んで膝を打ち込むコレスニク。膝連打。離れた東。コレスニクが前蹴りをヒット。出てきたコレスニクを四つで組み止めた東。また膝を打ち込むコレスニク。東離れる。コレスニク腹に前蹴り。また詰めるコレスニク。東ケージ際をサークリング。タックルを仕掛けるが、パンチで止められる。また前蹴りを入れるコレスニク。東ロー。左を入れたコレスニク。東タックル。がぶって頭部に膝を入れるコレスニク。中腰の中途半端な体勢で頭に膝をもらい続ける東だがゴングに救われた。

2Rコレスニク。ポイント的に判定では厳しいコレスニクはフィニッシュを狙ってくるはず。

3R。飛び込んで右をヒットさせた東だが、コレスニクすぐに詰めて組むとケージに押し込む。が、動き無くブレイク。飛び込んで右を入れる東だが、コレスニクまたボディに膝。ワンツーを入れたコレスニク、ボディに膝。東四つに組んでクラッチ。テイクダウンを狙うがケージでこらえるコレスニク。離れ際に頭部に膝をもらった東。東タックル。切られた。東タックル。受け止めたコレスニク。ケージに押し込んだ東だがコレスニク引きはがす。ミドルを入れた東だがコレスニクがパンチを返す。詰めたコレスニクがワンツー。クリンチで凌ぐ東。コレスニクケージに押し込む。ボディロックした東だが、また膝をもらい離れる。東タックル。切られて引き込むとコレスニクパウンド連打。なおもシングルレッグに入る東だが鉄槌を打ち込み足を引き抜いたコレスニク。タイムアップ。

一瞬手を上げたコレスニクだが、フィニッシュしたかったため、終了後笑顔はなし。

判定三者30-27でコレスニク勝利。3点獲得で5点。現時点で3位。4試合残しでの3位は勝ち上がれるか微妙。

東、0点で終戦。初戦に比べると力は出し切った。その上で、打撃で押され、テイクダウンも一度も奪えず完敗。本人はもともと世界にはバンタム級で勝負したいと言っており、適正より上の階級で勝負できるほど、世界は甘くなかった。

タイトルとURLをコピーしました