【KNOCK OUT】ブシロードが撤退!REBELS運営会社Def Fellowに譲渡!

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キックイベントKNOCK OUTを運営するブシロードファイトはKNOCK OUT事業を山口元気氏が代表を務めるREBELSの運営会社である株式会社Def Fellowに譲渡する事を発表しました。プレスリリースは次の通り。

「KNOCK OUTは2016年の事業開始以来、格闘技界の繁栄に寄与すべく、また昨年初夏にはプロデューサーに山口元気氏を迎え活動して参りましたが、先般の新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえ、今後のKNOCK OUT事業の方向性について検討及び話し合いを重ねた結果、同じくキックボクシングイベント『REBELS』を運営し、山口元気氏が代表を務めるDef Fellowの下での事業運営が最善と判断致しました」

ブシロードがKNOCK OUTに出資し始めた当初は興行の短時間化を掲げ、選手によるチケットの手売りを撤廃するなど、格闘技界のタブーに挑む姿勢を鮮明に打ち出していました。

しかし数年経って事態は一変。今年2月の大田区総合体育館大会では全15試合がマッチメイクされ、8時間に及ぶロングラン興行となっています。さらに手売りチケットを受け取る関係者が長蛇の列を作る様子も目撃されており、SNSでもKNOCK OUTの変貌に驚きの声が挙がっていたのは記憶に新しい。

あれから僅か4ケ月。那須川天心が主戦場を他に移したという要因もあったにせよ、新日本プロレスの経営をV字回復させたあのブシロードですら建て直しが難しかったという事か。そう考えると一抹の寂しさと共にキック興行の難しさを感じずにはいられません。コロナ禍で新たに船出するKNOCK OUT。山口元気氏の手腕に注目です。
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