PFL2023#6:メインイベント・オリヴィエ・オウビン・メルシェ vs. アンソニー・ロメロ

ライト級リーグ戦。メルシェ1勝0敗:3点 、ロメロ0勝0敗:0点。

昨年優勝のメルシェ。初戦は元UFCのシェイン・バーゴスと対戦し、フィニッシュの気配こそなかったが、危なげなく三者フルマークの判定勝ちで3点獲得。

メルシェと同じカナダのロメロは初戦判定負けしたアフメッド・アミールの欠場に伴い2戦目からの登場。2020年のコンテンダーシリーズに勝ったが本戦契約ならず。今年2月のチャレンジャーシリーズに出場し判定勝ちしている。12勝1敗の26歳。

メルシェは勝つかドローでも決勝トーナメント進出。1試合目のロメロはフィニッシュ勝利が必要。

プレスするメルシェ。圧されてケージ際まで下がるロメロ。右を打ち込むメルシェ。もらってぐらついたロメロ。メルシェがパンチで飛び込むが、ロメロかわした。メルシェの前蹴りがアゴにヒット!一瞬動きが止まったメルシェ。すかさず詰めるロメロ。組んだメルシェをケージに押し込むが、メルシェ引き剥がし離れた。ロメロまた前蹴りを出したが空振り。メルシェ飛び込みワンツー。左ミドル。アッパー。またケージまで詰められるロメロ。飛び膝を出したがヒットせず。パンチを打ち込むメルシェ。ゴング。

1Rメルシェ。前蹴りだけちょっと危なかったが。

2R。すぐ詰めるメルシェ。左ハイ。左のパンチはかわしたロメロ。しかしテンカオを打ち込む。ロメロタックルに入るが止められた。ケージ際から抜け出せないロメロ。テンカオに左を合わせてヒットさせたメルシェ。また左。左の膝。左ストレート。ロメロの前に出したてがアイポークになりタイムストップ。再開。メルシェ飛び膝。ロメロがパンチで踏み込むと、今度はバッティング。もちろん故意ではないが…。減点なしで再開。またアイポーク?やってらんねえよというジェスチャーを見せるメルシェだが、ロメロは今度はやってないとアピール。注意のみで続行。前蹴りを連発したロメロ。ミドルの蹴り合い。メルシェ飛び膝。メルシェワンツー。ゴング。

2Rメルシェ。

バーゴス勝ち上がりの条件はロメロの判定勝ちだが、すでに2R取られたところから判定勝ちするには3R10-7入るしかなく、ほぼ消えた。

3R。左を入れたメルシェ。ジャブ。詰めていく。左ハイ!ビッグヒットしロメロ仰向けにダウン!KO!

メルシェ4点獲得で7点となり2位通過。決勝トーナメントは1位クレイ・コラード vs. 4位ブルーノ・ミランダ、2位オリヴィエ・オウビン・メルシェ vs. 3位ナタン・シュルチに。

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