ウェルター級。シ1勝0敗:5点、ミッチェル0勝1敗:0点。
サディボウ・シは昨年の優勝者。昨年はローリー・マクドナルドにも勝利している。今年の初戦はチャレンジャーシリーズから勝ち上がったアルシラウィに2RKO勝ちで5点獲得。
オーストラリアのミッチェルは、メキシコのロペス相手に簡単にテイクダウンを許す展開で、1Rロペスのグラウンド膝による減点1があったのみで三者29-27の完敗。31歳。
サディボウ・シは勝てば決勝トーナメント進出。ミッチェルは2Rまでの勝利で決勝トーナメント進出。
静かな立ち上がり。ジャブ、蹴りで牽制する両者。詰めていくミッチェル。ミッチェルが左右の連打をヒットさせる。サディボウ・シは下がりながら蹴りを放っていく。突っ込んでくるミッチェルにかわしながらパンチを放つサディボウ・シ。ミッチェルカーフキック。サディボウ・シが左ハイをヒット。下がりながらだが、ヒット数ではサディボウ・シが上。残り1分。サディボウ・シのバックスピンキックが頭部をかすめる。またバックスピンキックだが今度は腹を蹴る。またバックスピン。ゴング。
1Rサディボウ・シ。
2R。詰めていくミッチェルだが、サークリングしつつジャブを入れるサディボウ・シ。ミッチェルのパンチは届かず。ミッチェルタックル。切ったサディボウ・シ。左ミドルを打ち込む。バックスピンキック。ギアを上げた。ケージに追い込むとパンチのラッシュ。なんとか凌いでいるミッチェル。ケージに押し込んだサディボウ・シがボディロックから外掛けテイクダウン。パウンドを打ち込むがブロックで凌いだミッチェル。ゴング。
2Rサディボウ・シ。この時点で勝ち上がりが確定。
3R。下がりながら蹴りを入れていくサディボウ・シ。右ハイ。バックスピンキック!側頭部にヒットし、糸が切れたように崩れ落ちるミッチェル。KO!
何度も見せていたバックスピンキックだが、最後はクリーンヒット。4点獲得で9点となり、決勝トーナメント3位進出。
準決勝は1位マゴメド・マゴメドケリモフ vs. 4位マゴメド・ウマラトフのマゴメド・ダゲスタン対決、2位カーロス・レアル vs. 3位サディボウ・シの対戦に。