PFL2023#6:第4試合・アレックス・マルチネス vs. ブルーノ・ミランダ

ライト級。マルチネス0勝1敗:0点、ミランダ1勝0敗:3点。

パラグアイマルチネスは昨年PFLに初出場すると、準優勝したスティービー・レイ、今年西川に勝利したクレイ・コラードに判定勝ちして決勝トーナメント進出。準決勝で優勝したメルシェに判定負け。今年の初戦は一昨年ウィナーのハウシュ・マンフィオで、スタンドでひたすら下がりながらパンチを出していくも判定負け。29歳。

ミランダはROAD FCに参戦していたことがあり、その時は寝技が弱点で、佐々木信治に一本負けしているが、15勝中9KOしているストライカー。今年の初戦も、アフマド・アミールにテイクダウンを切っての打撃で判定勝ち。33歳。

ライト級は、1戦目の時点では判定勝ちの3点と判定負けの0点の選手のみ。無得点のファイターはとにかく1Rフィニッシュを狙う必要がある。

なお、同点の場合は、判定でスプリットでの勝ちが少ない方、それも同点の場合は、スコアカードの合計が多い方の勝ち上がりとなるため、1Rでも落とすと不利になる。初戦はハウシュ・マンフィオのみ29-28のジャッジが2人いたため、同じ3点でも5位になっている。

前蹴りを入れたマルチネス。左を入れたミランダ。さらにカーフキック。またカーフ。マルチネス左ハイ。距離がつまり左ボディ。しかし一瞬パンチを貰いぐらついた。マルチネスのミドルをキャッチしたミランダだが引きはがすマルチネス。ケージに押し込んだマルチネスだが、倒せず離れた。ミランダカーフキック連打。カットしていないためダメージの蓄積が怖い。マルチネス左ハイ。頭部をかすめた。ミランダ詰めて左フック。マルチネスダウン!しかしすぐにガードを取り、ミランダ立たせた。またカーフを蹴るミランダ。マルチネススイッチしたが、カーフを蹴られた左足が効いているか。kミドルをキャッチして軸足を払いこかしたミランダだが、グラウンドには行かず立たせる。詰めたミランダが左を打ち込む。マルチネスのバックキックは空振り。左ミドル。ゴング。

1Rミランダ。

2R。またカーフを蹴るミランダ。スイッチしたマルチネスだが、今度は右足にインロー。左右のフックを放つミランダ。マルチネスもワンツーを当てた。左ミドル。ミランダ飛び込んで右フック。ミランダのミドルに左フックをかぶせてヒットさせたマルチネス。しかしミランダ詰める。ケージ際をサークリングするマルチネス。タックルに入ったマルチネスだが切られた。またカーフ。出るマルチネスだがミランダの連打をもらう。打たれても出るしかないマルチネス。カーフを蹴るミランダだが、逆にカーフをもらいスリップダウン。すぐ立ったがミランダガンガンパンチで出る。左ミドル。手数を増やしたマルチネス。左ハイ。ミドル。ミランダも同じタイミングで打撃を返す。ゴング。

2Rは手数でマルチネスか?ミランダは勝ち上がりを考えると、ラウンドを落とすのも痛い。

3R。強いパンチを打ち込むミランダ。が、前がかりになったところでマルチネスタックル。テイクダウン。ミランダ穴のグラウンドに。ハーフ。固めて殴るマルチネスミランダ下から外ヒール。が、上半身をホールドして外すマルチネス。パスを狙いつつパウンド。立ったミランダ。勝ちすら怪しくなったミランダがパンチを振って出ていく。ライブオッズはついにマルチネスがフェイバリットになる。左フックを入れたミランダ。強いパンチを打ち込むが、マルチネスタックルでケージに押し込む。こらえるミランダ。離れた。カーフに右を返したマルチネス。さらに左ハイ。また組み付いたマルチネス。ケージに詰めてダブルレッグ。切られて離れる。消耗しているミランダ。ガードが下がり気味だが手を出していく。マルチネスバックブロー。浅い。ミランダアッパー。左ストレート。残り30秒。浴びせ蹴りを見せたが空振り。タイムアップ。

3Rはマルチネスが勝ちだけを狙うならグラウンドで固めて判定勝ちを狙えたかもしれないが、勝ち上がりを考えてフィニッシュを狙っていた。PFLならではの攻防。

AIのスコアは3Rともミランダだが、2R・3Rは僅差。

29-28マルチネス、29-28ミランダ、29-28ミランダ。スプリットでミランダ勝利で3点獲得し6点。

3点同士の潰し合いが1試合あるので、西川 vs. バーゴスでクイック6が出ない限りは勝ち上がりか。

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