女子フライ級。ヒバス9位、バーバー11位。
ヒバスはUFC8戦のうち、フライ級で2勝1敗、ストロー級で4勝1敗。ストロー級でもランキングに入っており11位。体格的ハンデのないストロー級の方が良いようにも思えるが、本人は両方の階級で戦っていきたいとのこと。直近2戦はフライ級で、当時ランキング1位のチューケイギアン相手にスプリット判定負け、前戦は9位のヴィヴィアニ・アロージョに2RにKO寸前まで追い込んでの判定勝ちで、フライ級でもランキング入りを果たした。柔道でナショナルチーム入りしたことがあり、首投げ→袈裟固めが得意。拠点は父の運営するブラジルのマルセロ・ヒバス・チームだが、会場のあるフロリダのATTでもトレーニングを積む。29歳。
バーバーはUFC初戦のみストロー級で、2戦目からはフライ級に上げて6勝2敗。ベテランのロクサン、現王者のグラッソに連敗したが、そこから4連勝中。ただし、ミランダ・マーヴェリック戦はメディアがほとんどマーヴェリックを支持する微妙な内容。前回のアンドレア・リー戦も、メディアのジャッジが半々に割れる接戦での勝利で、ランキングも10位前後からなかなか上がっていかない。今回がその殻を破るチャンスとなるか。25歳。
ヒバスバックスピンキックを見せる。ジャブ。右。バーバーまだ様子見。右をヒットさせたヒバス。ケージを背負うバーバーに右を打ち込む。ワンツーもヒット。ケージに押し込むヒバスだが、バーバー肘を入れる。ヒバス四つに組んで投げを狙うがこらえるバーバー。強引に首投げで投げた。すぐに立つバーバーだがスタンドバック。引き剥がして離れるバーバー。出血しているヒバス。バーバーのワンツーがヒット。ヒバスまた首投げを狙ったが、バーバー首を抜いてバックに。ヒバスビクトル投げで膝十字狙い。バーバー足をフックしてディフェンスするとパウンドを入れる。顔面にもらっているヒバス。肘。ホーン。
1Rバーバー。ヒバス、膝十字狙いが裏目に。
2R。パンチを入れるヒバス。組んだバーバーだがこらえる。ワンツーを入れたバーバー。ヒバスもパンチを返しているが下がり気味。ヒバスまた首投げで投げた。インサイドからパウンド。ケージ際まで移動したバーバー。ケージで立った。押し込むヒバスに肘。ヒバス自ら離れた。バーバーの左ハイにパンチを返したヒバス。バランスを崩したバーバーだが立て直す。また左ハイ。ヒット！パンチで出たバーバー。効いてる。タックルに入るヒバスだが、シングルレッグをこらえてパウンド連打。下になるヒバス。腕がバーバーの足に挟まれていて抜けない。肘・パウンド連打！打たれ続けてレフェリーストップ！
バーバーきっちりフィニッシュして5連勝。これでトップ10入りは確実に。
ランカー同士でもプレリムに置かれがちな女子戦だが、この試合はセミの抜擢に応える熱戦だった。
